思いを言葉に、未来を一票に ~自分たちで創る伏見中~
- 公開日
- 2026/10/23
- 更新日
- 2026/10/23
学校の様子
10月21日、第80期生徒会本部役員選挙立会演説会が行われました。全校生徒が体育館に集まり、手元の選挙公報にも目を通しながら、立候補者一人一人の演説に耳を傾けました。
演説から共通して伝わってきたのは、「伏見中学校を自分たちの手で、もっとよい学校にしていきたい」という強い思いです。それぞれが自分の理想とする学校生活を具体的に思い描き、現在の学校生活の中にある課題と真摯に向き合いながら、自分なりの解決策や実現したい取組を堂々と語りました。
生徒会本部役員に立候補することは、決して簡単なことではありません。自分の考えをまとめ、多くの生徒の前に立ち、それを自分の言葉で伝えるには大きな勇気が必要です。また、「学校をよりよくしたい」という思いを言葉にするだけでなく、その実現のために自ら行動する決意も求められます。まずは、その一歩を踏み出したすべての立候補者に大きな拍手を送りたいと思います。
今年度の投票は、これまでの方法から電子投票へと変更して実施しました。生徒たちは立候補者の演説や選挙公報の内容を踏まえ、自分自身で考え、一票を投じました。新しい方法での実施となりましたが、開票作業も大きなトラブルなく進み、選挙管理委員による作業も例年より短時間で行うことができ、結果を公表することができました。今回の経験を今後の生徒会活動や学校の取組にも生かしていきたいと考えています。
選挙には、当選した人もいれば、惜しくも当選に至らなかった人もいます。しかし、立候補して自分の考えを表明したこと、学校の課題について考え、よりよい伏見中の姿を全校生徒に問いかけたこと、その価値は選挙の結果だけで決まるものではありません。今回の挑戦で得た経験は、これからさまざまな場面で自ら考え、判断し、行動していくための大きな力になるはずです。当選に至らなかった立候補者にも、「学校をよりよくしたい」という思いを持ち続け、それぞれの立場、それぞれの方法で実現に向けた挑戦を続けてほしいと思います。
そして、当選した新しい本部役員の皆さんには、自分が掲げた公約を大切にするとともに、今回寄せられたさまざまな思いや願いにも目を向けながら、これからの伏見中学校を仲間とともにつくっていってほしいと思います。「やりたいこと」だけでなく、今「やるべきこと」は何か、そして仲間と力を合わせれば「やれること」は何か。その三つを意識しながら、一人一人の声を大切にした生徒会活動につなげていくことを期待しています。
また、生徒会活動は本部役員だけがつくるものではありません。今回、一票を投じたすべての伏中生も、学校づくりの大切な担い手です。自分が投じた一票に責任をもち、新しい生徒会本部の取組に関心をもち、協力し、ときには自分から声を上げて行動する。その積み重ねによって、生徒会活動はより充実したものになっていきます。
一人の思いが仲間に伝わり、仲間の思いが行動となり、その行動が学校を少しずつ変えていく。今回の選挙が、そんな学校づくりの新たな一歩となることを願っています。
生徒一人一人が伏見中学校の一員であることに誇りと責任をもち、互いの思いや個性を尊重しながら、自分たちの力で学校生活をよりよいものにしていく。その先に、誰もが心から「伏中生でよかった」と思える学校があるのではないでしょうか。第80期生徒会本部を中心に、全校生徒でこれからの伏見中学校を創っていきましょう。