沖縄修学旅行に向けて
- 公開日
- 2015/05/12
- 更新日
- 2015/05/12
校長室より
3年生沖縄修学旅行の「しおり」に掲載した文章です。
沖縄(オキナワ)を他人事(ひとごと)とせず
日本の平和と未来を考える旅に
校長 菅野 泰敏
「人に任せておいてあとから文句を言う」のではなく「自分で引き受けて考える」。これまでに何回かお話ししています。今年も沖縄を訪れますが,単なる物見遊山の観光旅行,楽しい思い出づくりに終わらせないでください。この旅は「日本の平和と未来」を考える旅なのです。
今年は日本が無条件降伏して70年。1945年,上陸してきたアメリカ軍との地上戦の末に占領・支配され,1972年5月15日に日本に返還された沖縄。しかし戦争の悲劇や日本に返還される前のことを知らない若い世代が,どんどん増えてきています。過去の歴史と現在を正しく知り,将来の沖縄のあるべき姿について一人ひとりが考えて欲しいと思います。
10年後の沖縄は,どうなっているでしょうか。
まだ巨大なアメリカ軍基地があるのでしょうか。
20年後にも,独自の文化を発展させ,独特の方言は使われているでしょうか。
青くきれいな海と白砂,サンゴ礁が残っているのでしょうか。
みなさんにとって沖縄の将来はどうあってほしいですか。
そして,そのためには何をするべきでしょうか。
中学校生活最大の思い出となるであろう修学旅行。2泊3日,沖縄の自然・文化・歴史・産業・社会の現実を自分の目で見て,心と体で感じて,そして,しっかり学び考えて下さい。特に民泊では、おばぁ・おじぃ,おかぁ・おとぅ,そして同年齢の仲間から話しをいっぱい聞き、自分の言葉で色々なことを語り合ってほしいと思います。その語り合う力こそが,将来を「心豊かにたくましく生きる力」になるものと期待しています。
2015年5月