道徳教育推進月間
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
学校の様子
この写真は,明治天皇伏見桃山陵へつながる階段です。JR奈良線の桃山駅から徒歩15分くらいのところにあります。地元の方は,御陵さんと呼んでいます。
先生は,体操競技の教え方について洛南高校の先生から指導されました。洛南高校の体操部といえば,アテネオリンピックの冨田選手が有名です。昨日,日本代表の団体メンバーが決まりましたが,そのうちの3人が順天堂大学の出身で,現在その順天堂大学の指導者です。今の代表世代は,冨田選手にあこがれて体操競技を始めた人が多いと思います。
この御陵さんの近くに,その先生が住んでおられたのですが,家に行くたびにこの階段を上るように言われました。100回は上ったと思います。1年が過ぎて「この階段に,踏んだら音が鳴る場所が三か所ある。どこだ?」と質問されました。先生が「わかりません」と答えたら,もう1年歩き続けるように言われました。加えて,「何も考えずに上るからわからへんのや」とも言われました。その洛南高校の先生は,365日,御陵さんを上っておられました。毎日,違ったルートで。
1年後,先生に教えて頂きました。選手を育てるとき,同じ方向ばかりで見ていても,名選手は育たない。いろいろな違った角度から見ることで,選手の特徴を把握しそのことが日本を代表する選手に育つ近道やと。(今回の日本代表に洛南高校出身の選手がいないことは残念ですが・・)
今日も道徳の授業が行われます。道徳は,自分と違う意見を聞いたり,そのことで気づいたりします。この御陵さんの階段のように,いろいろな角度から物事を考える。道徳の授業は,そんなことを大切にして欲しいと思います。