学校日記

合唱コンクールを終えて

公開日
2026/10/08
更新日
2026/10/08

学校の様子

 本日、合唱コンクールを盛況に終えることができました。ロームシアター京都サウスホールが生徒たちが歌う気持ちいっぱいの声を豊かに彩り、体育館では表現しきれない合唱の魅力を存分に味わうことができました。

 まず、1組のトーンチャイムの演奏では、音の響きそのものが客席のみんなの心に直接働きかけるような意思のあるハーモニーで演奏されました。普段の練習から美しい響きを奏でていましたが、ホールでの演奏は更に贅沢な響きをもち、そこに生徒たちの純粋な心が重なって、じっと耳を澄ませて最後の一音まで聴きこぼさずに時間を忘れて音楽に浸りました。

 学年合唱では・・・

 1年生は特に後半の高音部と低音部の掛け合いが『元気いっぱい』という力任せの合唱ではなく、声の重なりが生み出す厚い響きと追掛け合う力強い推進力で歌に惹きこまれました。この合唱が、後に続く2年生と3年生の合唱に良い影響を与えたことは間違いありません。

 2年生では、誰もがよく知る曲だったので、多くの人が聴く前からこの曲についてのイメージをもっていたかと思います。しかし、低音部の深く響く声に高音部の縦に広がる豊かな響きがのって美しいハーモニーとなり、特にサビが歌われた瞬間に大きな羽を体いっぱいに広げているようなエネルギーを感じる大合唱へと変わり、学年全体の日頃の好奇心やチャレンジする姿勢を合唱を通して再確認できたように思います。

 3年生では、『深く、あたたかく、静かな情熱をもった』合唱でした。このような合唱が生み出されるのには、自分のパートの音が分かる、速度(テンポ)を大きく外さない、自信をもって歌える・・・という個人の高いレベルだけで実現されるものではありません。曲の雰囲気を音楽と歌詞のかかわりから感じ取れていること、歌詞の全体像と言葉一語ずつの意味を理解しながら丁寧に歌うこと、そして何よりも同じ曲を歌うことについて仲間同士が信用ではなく『信頼』し切っていることが重要な要素です。つまり、今日の3年生の合唱は、これらのことが原動力となって歌われた『作品』となってホールに詰まった空気全体を震わせていました。その振動に、後輩たちの心も震えたことでしょう。

 整ったホールでの音響はもちろん素晴らしいものがありました。しかし、それ以上に今日までの生徒たちの取り組んできた過程こそが、素晴らしい合唱コンクールへと導いてくれました。今日までの取組によって、明日からの『また一つ成長したクラスや学年』につながることでしょう。

 お忙しい中で、多くの保護者の方や地域の方にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。また、10月15日(木)に控えている体育大会でも、多くのご声援をいただけますよう、宜しくお願いいたします。