学校日記

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果を受けて

公開日
2009/11/09
更新日
2009/11/09

学校評価

 本年度の全国学力・学習状況調査は4月に中学3年生と小学6年生を対象に実施され,8月末に調査結果が公表されました。国語テストA・B,数学テストA・Bについて,京都市立中学校の結果は,厳しい結果となっています。また質問紙調査の結果には,学力との重要な相関関係が見られます。
 本校については,それぞれ次のような結果と課題が明らかになっています。
国語A・B
 基本的な漢字や語句,文法,古典の読解,資料の活用などの問題で正答率が低いこと。
 記述式問題で,無回答が多く活用の能力に課題があること。

数学A・B
 「説明をする」力を求められる問題で,正答率が低く,無回答も目立ったこと。
  方程式では正答率の低さが目立ち,苦手意識の強い傾向が見られること。

質問紙調査(生活や学習習慣,意識に関する調査)
 「家庭学習の時間が短い」,「朝ごはんを食べてこない」という傾向ですが,京都市は全国に比べて強くなっています。本校はさらに「読書量が少なめ」「就寝も起床も遅め」「ゲームやネット,メールに費やす時間が多め」であることが家庭学習の時間を圧迫していることに加えて,「自己有用感」や「達成感」の低さが,粘り強く学習に取り組めなかったり,テスト前でも今一歩努力が足りなかったり,といった課題につながっていると考えられます。

今後の取組
 3年生はインフルエンザのため学級閉鎖も行われた中で,文化祭を当初の計画通りやりとげ,保護者の皆様にも高い評価をいただきました。また1,2年生からも,次は自分たちが3年生のようにレベルアップしていきたいとの声が上がるなど,よい影響を与えています。今は文化祭のがんばりにより味わえた達成感を,それぞれの進路への取組に向けられるように意識の切替をしているときで,授業での姿勢も変わりつつあります。個別には先週までの教育相談で,進路目標を具体化させ,やるべきことを自覚できるよう指導しています。3年生には放課後の学習支援により,5教科の学力補充をしていきます。また家庭学習では,学習確認プログラムのフォローアップシートをやりきることで,基礎・基本の学力定着が図れるよう,担任が達成状況をチェックしながら支援しています。


〔参考〕
問題A 
 身につけておかなければ後の学年等の学習内容に影響をおよぼす内容や,実生活に おいて不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など。
問題B 
 知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力などにかかわる内容。
  様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力などにかかわる内容。
質問紙の内容
学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査