学校日記

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

公開日
2020/01/05
更新日
2020/01/05

校長室から

「2020のはじまり」
 長く教師をしてきましたが、2学期が12月25日まであったのは初めてです。そして、冬休みがやってきました。若い頃は、終業式の夜に信州のゲレンデを目指して仲間と一緒に夜行バスに乗ったものです。結婚をして子どもをもってからは、冬休みといえば、掃除三昧の毎日を送るようになりました。仏壇に墓、庭に自分の部屋に自動車、風呂場や台所や洗面所など、毎日計画的に行いますが、今ではこれが案外休日を満喫している気分になって『良いものだ』と感じるようになっています。
 蝋梅の木を切るのも毎年恒例です。今年は天候の加減で31日に行いました。かつては母が相棒でした。私が切った枝を下で母が集め、大・中・小と振り分けていきます。そして、近所の人や友達に分け与えていました。それを今は妻がやっています。蝋梅の枝をもらいにやってくる人の顔ぶれもすっかり変わりました。また、10年程前までは、通りがかりの人が「いい匂いですね。」とか「まあ、ステキ。これなんて言うお花ですか。」などと言って通って行かれるたびに「よかったら持って帰ってください!」と母が差し上げていました。今ではそんなこともなくなって少々寂しい思いもしています。乳母車がないと歩けなくなった母は、それでも今も気になるらしく、私と妻の作業を長い時間観に来ていました。当日が寒い日でなくてよかったです。
 さて、2020年がスタートしました。2020といえば東京オリンピックです。7年前、開催地が東京に決まったとき、当時勤務した花山中学校で今と同様に発行していたエッセイに次のように綴っています。
 2020年といえば今から7年後である。間違いなく選手の世代交代が起こる。今の中学生が20〜22歳になることを思えば、競技によっては主力選手になるかもしれない。我々の仲間の指導者の中には早くもプレッシャーを感じている人もいることだろう。私事で言えば、退職の年に当たる。その時一体どうしているだろう。どんな立場でどこで仕事しているだろうか。想像するのは難しいが、それまで意外に“あっ”という間なのかもしれない。
 その学校で更に1年間校長を務め、その後転勤して2つ目の学校が本校です。東京五輪観戦を楽しみにしていた父は亡くなりました。周りは随分変化しましたが、生徒に対して実践したいことは変わっていません。先のエッセイは次の様に結んでいます。
 知識にかわって、学力の中身が思考力・判断力・表現力になって久しい。本校でも、特に表現力に重点をおいて取り組んできたが、…(中略)…。あと7年間。教師で居られる限り、表現力豊かな生徒を育てていきたい。
 省略した部分には、五輪招致のプレゼンを行った日本人たちの表現力の豊かさについて書いています。自分の考え方がぶれていないことが確認できてよかったです。
 今年も、目の前の生徒の成長を願って取り組みます。どうぞ宜しくお願いします。