学校日記

5年社会科の授業から

公開日
2010/07/09
更新日
2010/07/09

校長室から

 昨日は,5年社会科の研究授業「これからの食料生産とわたしたち」が行われました。子どもたちは,身近な食べ物の原材料はどこで作られているのかをさぐりながら,わが国の食料自給率が,外国に比べてもかなり低いことに気づきます。このことからわが国の食料生産について関心を高めるというのが,今日の授業のねらいです。そこで考えたことは次のようなことです。
○電子黒板を使って流れるように資料が提示されました。ストーリー性のある提示の方法は,子どもたちの興味を大いに引くもので,ICT活用の良さが十分に発揮されたと思います。一方で,それが「教師主導型」のイメージを授業に与えてしまっていることも否めません。「教師主導型」が必要な時ももちろんある訳ですが,この場合はどうだったでしょうか。検討したいものです。
○資料の数は適当だったでしょうか。私たち教える側には,どうしても数多い資料を見せたくなる傾向があるようです。本当に必要な資料を精選することも,教材研究では重要なことでしょう。電子黒板で示す資料,黒板掲示で残す資料と分けて考えることも大切です。
○板書計画は,「受験生がサブノートをつくっているような感じ」で作成してはなりません。板書は子どもたちの学習活動と並行して書き〈貼り〉進められていくものです。どんな学習活動をしている時の板書なのかを意識しましょう。そして,「子どもの思考を整理する」「子どもの思考の深まりを促す」ような書き方を心掛けたいものです。
○今日の教室は教育環境が整っていました。大切なことです。子どもが主体的に学ぶ授業づくりには,教室の環境整備は欠かせません。美しい教室で必ず良い授業が展開されるとは限りませんが,整っていない汚れた教室ですばらしい授業が展開されることはありえません。
○子どもたちが授業に集中していました。参観者がいようがいまいが,ただ授業に集中している子どもたちの姿はよいものです。「短い時間で資料をノートにすばやく貼る。」「自分の考えをノートにどんどん書いていく。」「挙手して自分の考えをすすんで発表する。」などの基本的な学習態度を身に付け始めている子どもたち。これからも学習に励んでほしいと思います。
 今回の授業研究会では,京都市教育委員会・特別訪問指導員の先生に指導助言を頂き,社会科授業づくりの基礎・基本を教えて頂きました。また,京都市内で同じ社会科を研究している小学校の先生が参観され,私たちも大いに学ばせてもらいました。