学校日記

男女平等教育研修会

公開日
2016/08/25
更新日
2016/08/25

学校の様子

8月24日(水)午後に男女平等教育の教員研修会を持ちました。
「先生 どっちなん?〜セクシャルマイノリティを受け容れる学校・社会の実現に向けて〜」という講演題で,尼崎市立小学校の教員を講師に招いて研修しました。
講師の「私は,セクシャルマイノリティです。LGBTのTです。GIDでMtFです。SRS済みです」という自己紹介から始まりました。
この先生は,自らカミングアウトされ,公立小学校教員として現役でいらっしゃいます。

セクシャルマイノリティとは,性的少数者。

LGBTとは?
L…レズビアン…女性同性愛者
G…ゲイ…男性同性愛者
B…バイセクシュアル…両性愛者
T…トランスジェンダー…体の性に違和感を持つ人の総称,生まれ持った性とは異なる性で生きる人及び生きたいという願望を持つ人。
性同一性障害(GID)…医学的な診断名
FtM(女→男)
MtF(男→女)

SRS済み…性別適合手術を受けました。

体の性と心の性が必ずしも一致しないセクシャルマイノリティは,20人に1人の割合というある調査報告があります。
先日終わったリオデジャネイロ五輪では,自ら性的少数者(LGBT)と表明している選手の出場が五輪史上最多でした。
米メディアの統計では,2012年のロンドン五輪の23人,2008年の北京五輪の10人を上回り,今回は少なくとも50人以上が出場しています。

性的少数者がいるという事実に基づき,名簿や列,授業,持ち物,色,呼称など,性別で分ける必要がないものは分けないことや多数者が絶対で前提になっていることについて,少数者の視点で考えたり配慮したりすることが必要であることなどを学びました。
何より,性的少数者と考えられる児童・生徒がいるということを前提に,本人の思いを受け止めること,聞いてくれる人がいるという安心感が持てる環境や相談体制の充実が重要であることを学びました。
文部科学省が平成27年4月30日に教職員向けに出している「性同一性障害や性的指向・性自認に係る,児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」の冊子には,服装や髪型,更衣室,トイレ,呼称の工夫,授業,水泳,運動部の活動,修学旅行等について,具体的な配慮の方法が記されています。

講演題の「セクシャルマイノリティを受け容れる学校・社会の実現」が求められています。