学校評価に応えて1 「あいさつ」
- 公開日
- 2010/07/08
- 更新日
- 2010/07/08
校長室から
日曜参観の後、学校評価のアンケートを取らせていただきました。ご協力ありがとうございました。全校の四分の三のご家庭にご回答いただきました。さて、そんなアンケート用紙の自由記述欄に書いていただいたことに対して、学校としても真摯にお答えしていきたいと思い、HPにシリーズで掲載させていただきたいと思います。結果の概要については、夏休み前の学校だより「西院の窓」学校評価特別号をご参照ください。
保護者より
「朝の旗当番のときに感じたことなのですが、朝、子どもたちは、どうしてあんなに元気がないのでしょうか? 挨拶もこちらから声掛けをしないとしてくれないし、してくれても、元気が足りない声で表情も硬い子が多いし。登校する時に、おしゃべりは禁止されているのですか?(安全面からですか?)全くというほど、ほとんど会話もなく、なんとも言えぬ重い空気がたちこめています。私たちが子どももころは、べらべらおしゃべりしながら通っていたので、今の子どもたちの様子を見た時は、とても驚きました。朝からもっと元気に楽しい雰囲気の中で登校できるといいんですけどね。」
学校より
保護者のみなさんには、旗当番で大変お世話になっています。
多くの保護者のみなさんが、フルタイムでお仕事をされていることを考えると、子どもたちの登校時間に一緒に学校まで付き添ってきていただくことは、勤務時間によってはかなり大変なのではないかと思っております。そんな中で、すばらしい伝統として続けていただいていることに、いつも感謝しています。ご存じのように、この見守り活動は、昭和41年7月の登校中児童の交通死亡事故に端を発し、当時の育友会(現PTA)の発起によって40年以上にわたって続けられているものです。
すべての登校班が、ご指摘のように元気がなく、会話もなく、挨拶もしない登校班であるとは思いませんが、そのような子どもたちがいるのも事実でしょう。
本校でも、数年前より、あいさつをしない児童の実態について憂慮し、児童会や生徒指導担当などの呼びかけによって、「自分からあいさつをしよう」というめあてをかかげ、日々努力しているところです。登校時に、校門や渡り廊下で児童を迎える教職員や児童会のこどもたちが、意識的に登校してくる児童一人ひとりに声をかけている姿をご覧になられた方も多いと思います。今更いうまでもなく、「あいさつができる子」というのは、時代が変わっても、強く求められている素養だと思います。社会に出て、「挨拶一つできないようでは…」とは、よく聞かれる言葉です。
そんな「挨拶ができる子を育てよう」と共通理解しているはずの教職員が、保護者の方が来校した際に「挨拶をしてくれなかった!」というご指摘もいただいています。いかなる理由があろうとも、一回でもそのような対応をした教職員がいたことは残念で、今後注意して参りたいと思います。
また、集団登校の仕方については、町別児童会の担当教員からたびたび指導しているとは思いますが、安全に歩くように指導しているだけで、安全のためにおしゃべりはしてはいけないというような指導はないはずです。とはいっても、おしゃべりに夢中になりすぎて、あまりにも周囲への注意が散漫になるような児童については、指摘があったかもしれません。
さて、児童が朝、元気がないという点ですが、いろいろと原因は考えられます。
・寝る時間がおそく、朝なかなか起きられなかった。
=睡眠不足である。
=寝起きで気分が沈む
・朝ご飯を十分に食べてきていない。(正直、食べない子、コーヒーだけ、パンだけ などという子も珍しくありません。)
・朝、おうちの人に怒られて機嫌が悪かったり、落ち込んでいたりする。
・近所の異年齢の友だちと遊んだ経験がない。
=近所の子供同士の関係が希薄。これは親もですが…。
などです。
学校で指導するような内容は少ないと思いますので、子どもたちの朝の生活の様子を少し見直していただけたらと思います。
また、挨拶については、保護者の方の声掛け、たとえば、「さあ、みんな元気にあいさつしよう」なども効果的です。「あいさつをするのは当たり前」という雰囲気は、学校だけではなく、家庭、地域でも築きあげてほしいものです。