学校日記

人権月間に寄せて

公開日
2009/11/25
更新日
2009/11/25

校長室から

 12月は人権月間。子どもたちに、人権について考えてもらおうと、火曜日の朝、次のようなお話をしました。
「運動会の頃とは季節が変わり、木々の様子も違ってきましたね。赤や黄色に色づいたり、葉っぱが散ったりするようになりました。気温も、寒いなと感じる日が増えましたね。まもなく12月となりますが、今日は、今から60年余り前に、世界中の人が、ひとつの約束をしたことについてお話しします。どんなお約束かというと、「一人一人は、大切な命をもって生まれて来ている。心や体が傷つけられるようなことは、決してしてはいけない」というものです。世界人権宣言といいます。このお約束をしたのが1948年12月10日なので、特に12月を人権月間と読んだりします。さて、みなさんの身近なことで考えてみましょう。
 「心や体が傷つけられる」とはどんなことでしょうね。まず、「心が傷つけられる」。友達にいやなことを言われると悲しい気持ちになりますね。みんなの話している言葉は、自分の気持ちを伝える道具ですが、使いようによっては、相手の気持ちを大きく傷つけてしまうこともあります。たとえば、笑わせようと思っていった冗談も、時には、逆に相手を悲しくさせてしまうことがあります。
 一方で、相手を勇気づけたり、励ましたり、思わず笑顔にさせてしまうような言葉もありますね。同じ使うならば、相手に喜んでもらえる言葉を使うように心がけましょう。
 次に、「体が傷つけられる」ですが、これは、分かりやすいですね。校長先生は、時々、腹がたつからと、相手をぶったり、けったりする人を見かけることがあります。冗談のつもり、おもしろ半分でという人もいますが、決してやってはいけません。相手に向かってものを投げたりすることも同じことです。腹がたったとき、その気持ちを伝える方法は、別にあるはずです。もちろん、だれか先生に相談することもできますね。自分で、やめて!とはっきり言うことも大切です。
 一人一人が、そしてクラス中が、さらには学校中でも、うれしい気持ちが一杯になるためには、どうすればいいのか、みなさんで考えてみてください。」
 この話を聞いたあと、各学級で人権標語について話し合ってくれました。また、後日、ご紹介したいと思います。