人権を考える学習会について(冒頭のあいさつより)
- 公開日
- 2009/09/19
- 更新日
- 2009/09/19
校長室から
9月18日学習の時間5でご覧頂いた授業は、人権に関わるテーマを取り上げ、授業させていただきました。参観されたみなさんは、どのようなご感想を持たれたでしょうか。「人権」という言葉は、やや硬い響きを持っていますが、中身は、みなさんにとって、実に身近な問題ではないでしょうか。
大人でも、子どもでも、だれでもが、友だちと仲良く、自分らしく、気持ちよく、豊かに、そして健康に暮らしたいと願っています。心や体を傷つけられることを望む人などいないでしょう。毎日の忙しい生活の中では、人権について考える機会はほとんどないかもしれません。しかし、今のみなさんの暮らしを今一度振り返ってみてください。当の本人は、そんなつもりはなかったのかもしれないけれど、傷つけられてしまった経験は、みなさんにはありませんか。逆に、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまっているかもしれませんね。
大人である私たちは、子どもの人権を踏みにじってはいないでしょうか。しつけという言葉にくるんで、子どもに暴力は振るっていないでしょうか。成長期の子どもたちに栄養価を考えた十分な食事、十分な睡眠を与えられているでしょうか。なによりもご自身の人権は守られていますか。
国も、いまだに国内には様々な人々に対する差別があることを認めています。たとえば、女性、子ども、高齢者、障害者、同和問題、アイヌの人々、外国人、HIV感染者、ハンセン病患者等、刑を終えて出所した人、犯罪被害者等に対するものです。そしてさらに、最近問題になっている「インターネットによる人権侵害」などの人権問題があるとも指摘しています。
まだまだ人権が守られた社会になっていないことを、国自身が認めているのです。そこで、せっかく、子どもたちが人権について学んだ日でもあるので、懇談会に先立ち、みなさんとともに、身の回りの人権問題を考える機会を持ちたいと考え、「人権を考える学習会を開催いたします。みなさんが自分の周りを見詰め直す、自分自身を見つめ直す機会にしていただければ幸いです。担任は、みなさんが参加しやすいようにと、様々な工夫をして、夏休みから準備をしてまいりました。ぜひ、楽しみながらも、大いに学んで帰っていただきたいと思っています。
さて、参加された皆様の感想をぜひお寄せください。連絡帳やお手紙という形でいただけると幸いです。