乗り越えた喜び 〜泳力検定の場面から〜
- 公開日
- 2009/08/05
- 更新日
- 2009/08/05
校長室から
8月4日・5日の両日は、今年度プール学習の締めくくりとして、泳力検定が行われました。
自らの小学校時代を思い起こしてみると、夏のプールには毎日通っていました。毎日、相当な距離を泳いてでいたからか、家に帰ってくると、ぐっすりと昼寝をしていたことを思い出します。今のようにスイミングスクールに通うなどということはなかった時代ですので、父親にプールで泳ぎ方を教わったように思います。また、ユニークな担任の先生だったので、授業だったか、夏休みだったかはよく覚えていませんが、泳げるだけ泳がせてもらって、1000メートルを完泳した友だちもいました。私自身は、6年生の泳力検定で一級に合格し、その日は喜び勇んで家に帰り、母親に報告したことを今でも覚えています。
泳力検定を受けている子どもたちの様子を見ていると、中には今にも溺れそうになりつつ、懸命に泳ぎ続ける子がおり、「あと、もう少し!」と見ている方が思わず力が入ってしまいます。大人も子どもも「しんどいことからは逃げる」「楽したい」といった風潮の中で、「苦しいけど、乗り越えた時の喜びは大きい」という実感を感じた子どもたちが多かったのではないでしょうか。
100メートルを目前にリタイアした子が、「先生、もう一度挑戦してもいいですか?」言ってくれたときには、本当にうれしく思いました。そして、100メートルを泳ぎ切った時のその子の顔は、満面の笑みで輝いて見えました。