学校日記

シリーズ:「子どもを共に育む京都市民憲章」〜行動理念2〜

公開日
2011/04/22
更新日
2011/04/22

校長室から

「子どもを共に育む京都市民憲章」の二つ目の行動理念は「子どもから信頼され、模範となる行動に努めます。」というものです。
 
 私も二人の息子を育ててきましたが、今振り返ると、やはり保育園・幼稚園時代と小学校時代は、本当に子どもとの時間が大切だと感じます。素直に親とも一緒に行動しますし、親の行動が子どもに大きく影響を与えます。子どもたちは、意外なほど、大人、特に親の行動をよく見ています。子どもからわが身の行動に鋭い指摘を受けて、思わず言葉に詰まってしまった経験は少なからずお持ちなのではないでしょうか。大人は、仕事に忙しい時期ですが、日常の些細なことがらを大切にして、様々なお話をしてあげてください。

 時に学校で、子どもが暴言や相手への威嚇的な言動をする場面を見受けると、いったいどこでこんな言葉を身につけたのだろうと感じてしまいます。当然、同じようなことを親から言われたり、言っている大人が身近にいたりするのだろうなと容易に想像できます。

 自己中心的な考え方をする子どもが多いのも、今の時代、大人がそうなっているのではと感じてしまいます。先日、修学旅行の際に、担任団は、「挨拶すること」と、「感謝の気持ちを表すこと」を徹底的に指導していました。宿でも、100人以上の食事の配膳をしてくださっている宿舎の従業員の方を目の前にして、挨拶したり、感謝の気持ちを表現したりするように繰り返し指導していました。さらには、食後にすぐ立ち歩こうとする子どもたちに、食事のマナーについても話をしました。正直なところ、こんなことを学校で指導しなければならないことに情けなさを感じています。ところが、子どもの中には、「自分たちは、お金を払っているお客なんだから、なぜ、感謝の気持ちを表さなければならないのか」と平気で言ってのける子もいました。みなさんは、どのようにお考えになりますか? この子はこんな考え方をいったいどこで学んだのでしょうか? そして、この考え方のままで、果たしていいのでしょうか?