学校日記

オレンジ色のひげ

公開日
2018/05/01
更新日
2018/05/01

校長室から

 瞬く間に4月が過ぎ去り,5月になりました。入学式からおよそ1カ月,1年生もすっかり学校に慣れてきたようです。
 4月13日の金曜日は「給食」開始の日でした。ちょっと大きめのエプロンと帽子姿の給食係さんが給食室に向います。「いただきます。」大きな声でごあいさつ。「はあい。」調理員さんが,食缶やパンの場所で待ってくれています。「これが大きなおかずで,こっちが小さなおかず。」棚から食缶を取り出して,協力しながら運びます。見守る側は,ドキドキヒヤヒヤ。さて,最大の難関は階段です。「よいしょ。よいしょ。」「ちゃんと持ってよ。」「んんん。」にぎやかな行進が終わり教室に着くと,今度は配膳をしなければいけません。ここは先生たちの手を借りてスピーディーに手際よく・・・とはいきません。「ふう。」ようやく準備が整います。小学校初めての給食は,定番の「スパゲティ・ミートソース」です。「いただきます。」大きな声が教室に響きました。
 子どもたちは,毎日いろいろなことに挑戦しています。初めてのこともたくさんあります。見守り導く役目の大人側としては,危なっかしくてドキドキヒヤヒヤだったり,時間がかかり過ぎてイライラしたりすることも多いと思います。でも,すぐに手や声を出しては,子どもたちの「がんばりタイム」を奪ってしまうことになります。子どもたちが,何かに気付くまで,やり遂げるまで,我慢することも大人としての役目なのでしょう。
 給食が終わってから,「美味しかったですか。」と尋ねると,「うん。美味しかった。」とオレンジ色のひげを付けた笑顔で答えてくれました。見ると,ほかにもたくさんのオレンジ色のひげ。私は,思わず自分の口元を確かめました。