お辞儀
- 公開日
- 2018/02/01
- 更新日
- 2018/02/01
校長室から
朝会で,数本の動画を見ました。有名な動画投稿サイトにアップされていたものです。最近徐々に装備され始めている自動車のドライブレコーダーで撮影された動画なのですが,どれも同じような場面が記録されています。ドライブレコーダーは,本来事故の時などに証拠映像を記録するためのものだと思いますが,投稿者は,日常のある場面に感心して動画をアップしているようです。
運転者の視点で撮影された動画には,信号のない横断歩道を渡る子どもたちの姿が映っています。子どもたちは,ただ渡るだけではありません。渡り終えた後,運転者に向かって,帽子を取りお辞儀をするのです。中には,渡りながら会釈をする子もいます。
横断歩道に歩行者がいれば,自動車は止まらなくてはいけません。これは,法令上決まっているルールですから,運転している人は当然のことをしているだけです。でも,この当たり前の行為に対してお辞儀をして「礼」を行う,これが次の「安全」を生み出すのではないでしょうか。お辞儀をする子どもたちに不快な思いをする人はいないでしょう。運転者は,次も横断歩道で止まるはずです。子どもたちは,お辞儀をすることで結果として「安全」を得ることになるのです。
そんなことを子どもたちに話しながら,「あいさつにもお辞儀をつけましょう」と伝えました。挨拶,ありがとう,ごめんなさい,どれもお辞儀付きだと気持ちもたくさん伝わります。さすが,南太秦は素直な子どもたちばかりです。それ以来,朝の正門ではお辞儀付きの「おはようございます」が増えてきています。
そんなある日,大きな声でお辞儀付きの「おはようございます。」の後,私に駆け寄って,「校長先生,昨日,横断歩道で車の人にお辞儀したらニコッてしながらお辞儀してくれはってん。気持ちいいわあ。」と言ってくれた1年生がいました。私もとっても気持ちよくなりました。