学校日記

むかしむかし愛宕山行きの電車があったそうな

公開日
2017/06/11
更新日
2017/06/11

地域とともに

 3年生は自分たちの住む嵯峨の地域を教材にした学習の機会に多く恵まれています。今回は,校外学習で鳥居本にある「町並み保存館」におじゃましました。ここは明治時代に建てられた住宅をそのまま保存されているところで,外にはばったり床几,中には今は懐かしい井戸やおくどさんを目にすることができました。確かに3年生では,昔の道具の学習もしますが,それはもう少し後の話…。
 今回のお目当ては,昭和5年ごろの鳥居本の様子を見事に再現されたジオラマです。そこには桜並木の清滝道を風を切って進む愛宕電気鉄道の姿が見られます。廃線となったあと,戦争の金属回収のために線路が撤去されてしまったため,現在は罧原堤から清滝トンネルへと続く道路になっていますが,そこを昔は電車が走っていて,愛宕山へ向かう大勢の観光客を運んでいたのです。保存館にいらっしゃった地域の方からお話しいただき,子どもたちは目を見開いてガラスケースに顔を近づけて,信じられないような表情で見つめていました。
 嵯峨にはまだまだ子どもたちの知らない宝物がたくさん眠っています。地域の方々のご厚意で今回の学習も成立しています。学んだことを,嵯峨のすてきな宝物を,未来へとつなぐ嵯峨の子に育ってほしいです。