平成24年度 京都市立鞍馬小学校 校内研究計画
- 公開日
- 2012/05/16
- 更新日
- 2012/05/16
研究
平成24年度 京都市立鞍馬小学校 校内研究計画
校内研究の主題
平成24年度 研究主題
多様に考え,主体的に問題解決に取り組んでいこうとする子
〜数学的・科学的な思考力の育成〜
◇ 研究主題について
本校では,長年,国語科の「話すこと・聞くこと」の領域を中心にした研究を進め,言語表現力の育成および言語表現力の活用実践力の向上に取り組んできた。
近年は,話し合い・発表・発信等の言語活動を充実させ,児童が実生活や地域社会の役に立つ提案を考え,わかりやすく伝えることができるよう,児童の論理的思考力・表現力を高める授業の工夫に取り組んできた。
しかしながら,基礎的な言語表現力の高まりが見られる一方で,いろいろに考えて思考を深め主体的に問題を追究していくことには課題が残り,さらに,新たに理数の力を向上させることが急務となった。
児童に基礎・基本の学力を定着させ,数学的・科学的なものの見方や考え方を育み,「なぜ?」「どうして?」という疑問をもって主体的に問題の解決に取り組んでいく姿勢を育てることが重要な課題となってきたのである。
そこで,昨年度からは,多様に考え筋道立てて問題の解決に向かっていく論理的な思考力,とりわけ数学的・科学的な思考力の育成に取り組んでいくことを研究の主題とし,日常的に基礎的・基本的な知識・技能を高める学力向上の取組を進めるとともに,児童が多様に考え,主体的に問題の解決に取り組んでいくことができる授業の工夫や改善,個の指導の充実に向けた研究に取り組んでいる。
1年間の取組で,ようやく方向性が明確になり,ジョイントプログラムなどの調査結果からは,徐々に成果も見えるようになってきている。
今年度は,昨年度からの取組を継続し,より一層の研究の充実を図っていく。
今年度の研究取組に当たっては,常に本校児童の実態を考えながら,さらに本校の特色を活かしたものになるよう工夫したい。
まず,児童一人一人に算数の基礎学力をしっかりとつけていくことを大事にしたい。
本校は,各学年とも少人数学級である。個の力を高めることが何よりも重要である。
そして,その上に多様な考え方で深く問題を追究していく学習活動を工夫し,児童の思考力を高めていきたい。
一人や少人数の学級での授業の工夫とともに,他学年や他校との合同学習の取り組み方も考えたい。
さらに,本校地域の特色を活かし,児童の身近な地域の問題や自分の生活と結びつけて具体的に考えさせる学習取組を工夫したい。
鞍馬地域には,様々な自然や文化が息づいている。
特に,理科や生活科の学習では,豊かな鞍馬の自然を活かして,じっくりと見つめ考える力を育みたい。
地域の自然の教材としての活用を工夫し,児童の思考力向上につなげていきたいものである。
これまでの取組の上に立ち,本校ならではの教育を推進して,児童の数学的・科学的思考力の育成に取り組み,「多様に考え,主体的に問題解決に取り組んでいこうとする子」を育てていきたい。
◇ 今年度の中心的課題とその取組
1.算数科の基礎基本の学力の定着を図りながら,筋道立てて考え問題の解決
に向かう数学的な思考力を育てる。
・基礎的・基本的な知識・技能を高める個の指導の充実
・学習課題や学習内容・授業展開等,考える力を育てるための指導法の
工夫
2.地域の豊かな自然に親しみながら,自然の事物・現象から見いだした問題を
共に考え合って,問題の解決に主体的に取り組んでいこうとする態度を育て
る。
・地域・環境学習との連携による地域特性を活かした学習活動の工夫
3.多様な考えを問題の解決に活かしていく能力を育てる。
・類似点や共通点,差異点,関係性など物事をいろいろな角度から見て考
え,問題の解決に向かう学習活動の工夫