人権朝会 人権のお話
- 公開日
- 2010/12/22
- 更新日
- 2010/12/22
校長室から
12月 人権月間
12月は人権月間です。12月10日に世界人権宣言ができた日を記念して始まりました。世界人権宣言は1948年12月10日,国際連合で採択されました。第二次世界大戦で起こった悲劇を二度と繰り返さないという反省から,人権が「世界における自由,正義,および平和の基礎である」ということを確認しています。谷川俊太郎さんが,わかりやすい言葉にしている絵本があります。
人権って何でしょう。海や山というと目に見えるので,すぐにわかりますが人権は,目では見えません。みんなは,「人権って何か」わかりますか。
人間の長い歴史の中で,人が大切にされないことがいっぱいありました。
ひとつは,戦争で人の命が奪われたことです。人の命が奪われるできごとが長い歴史の中で,いっぱいありました。悲しい出来事が起こりたくさんの人の涙がながれました。
二つ目は,体を傷つけられることです。人が人の体を傷つけるということがありました。決して,人を傷つけることはあってはいけないことです。
そして,もう一つは心を傷つけられることがありました。人が他の人の心を傷つけることは決してあってはいけないことなのです。
人権って何でしょう。
一人一人が人間として尊重され幸福に生きる権利です。私もみんなも人間です。自分もだいじ,みんなもだいじです。お互いに一つしかない命・体・心を大切にしましょうということです。命・体・心は他の誰にも傷つけられることがあってはいけないことなのです。
たくさんの人々の命が奪われたこと,人が傷つけられたこと,人の心が傷つけられたこと,多くの人がたくさんの涙を流したこと,そんなことがあって「人権」は生まれたのです。もし,人間の目に「人権」というものが見えたならば,あったかい光をはなっているものだと先生は思います。
人権を考えるときに大切なことがあります。それは,差別です。
差別って何でしょう。いくらその人が努力してもできないことでその人を傷つけること,その人を責めることです。のけ者にしたり責めたりすることが差別です。人をいじめたり,のけ者にしたりして責めたりすることは決してあってはいけないことです。
自分たちの周りに,悲しい思いをしている人はいませんか。心が傷つけられている人はいませんか。人権についてクラスで考えてみましょう。鞍馬小学校全体でも考えてみましょう。
そして,人権というものをみんなの努力で守って育てていきましょう。人権という言葉があっても,ほうっておいたら人権は守れません。みんなが,努力して人権について考え,行動していくことが大事なのです。
小さな「人権の種」を育てて,鞍馬小学校の大きな「人権の木」にみんなで育てていきましょう。