感動体験発表
- 公開日
- 2014/10/10
- 更新日
- 2014/10/10
校長室から
七条第三小学校のホームページ等で知っておられる方も多いと思いますが,終業式や始業式などの集会活動の時に,「感動体験発表」をしています。30日の始業式では3年生の二人が夏にあったサマーナイトフェスティバルであったことを発表してくれました。これは七条中央サービス会と本校とがコラボで行っている行事です。お子さんが経験された方はどんなものかよくご存じとは思いますが,商店街が行う夏祭りに本校の3年生もお手伝いをさせてもらうというものです。夜店のお手伝いをしたり,売り場のお手伝いをしたり,呼び込みをしたりします。その中で感じたことを発表してくれました。ドキドキしたことやワクワクしたこと,難しかったことなどを発表してくれて,「また5年生では一日店長をしたいと思います。」と結んでくれました。
私がいいなぁ…と思ったのはその後です。司会の鎌田先生が「何か感想や質問のある人はいますか?」と,全校のみんなに問いかけます。するとサッと大勢の子どもたちが手を挙げます。あてて欲しくてたまらない…という顔で上げます。今日は6年生の一人が当たりました。「このような活動を通して商店街がにぎやかになればいいと思います。」と話しました。それに応えて発表者が「そうですね。私もそう思います。」と応えます。ほかの学年からは「かき氷で一番売れたのは何のかき氷でしたか?」「うーんと…イチゴ味でした。」「わかりました。ありがとうございます。」このような会話が続いていきます。
以前の教育では教師が問題をだし,子どもが答えます。正答が出なかったら出るまで聞いていきます。そして次に進みます。もう少しマシな学習になると教師が問題をだし何人かが答えます。その中で正答を選び,何人かはホッとしますし,何人かは残念がります。
でもこの感動体験発表では発表者に直接感想や質問を投げかけます。それに対して発表者が応えます。その応答に対してまた付け加えてお礼で終わったり,賛同で終わったりして学習が進みます。少なくとも1往復半のコミュニケーションが成立しているわけです。「今の若い人たちはコミュニケーションのとり方が下手だ!」と言われていますがなかなかどうして,子どもたちは上手にコミュニケーションを取っています。言いっぱなし,聞きっぱなしではなく最低1往復半の会話が成立するとぎくしゃくした社会がもっと分かり合える社会になりそうな気がするのですがいかがですか?
校長 安田 曜