楽しい夏休み
- 公開日
- 2014/07/29
- 更新日
- 2014/07/29
校長室から
最近は短くなった夏休みですがそれでもほぼ1か月のお休みになります。学校から夏休みに向けての注意点や留意点のプリントをお配りさせていただきました。その中の特に安全面で注意しなければならないことを少し詳しく書きたいと思います。近頃あちらこちらで問題となっている事案の紹介もしていきたいと思います。
倉敷で起こった女児連れ去り事件。今までなら身代金や性犯罪に巻き込まれることがありましたが長い将来にわたって監禁したいという猟奇的な動機の事件はそんなには表には出てきていませんでした。しかし今までにも全国で数件あったようで,警察の方の話ではこういう変質者はいま爆発的に増えているそうです。男の子がターゲットになっている場合もあります。刃物とかで脅されても大人しくしていれば…というよりその後にはもっと恐ろしい場面が来ることも予想されますので大声を出す,あるいは身は守りつつ抵抗して逃げる構えも必要と言われました。
またルールの順守も今一度徹底すべきという風潮があってマンションのオープンスペースの電源で何時間もゲームをしていてその電気料を請求された事案やプールや共同住宅に勝手に入って不法侵入で処分された事案も報告されています。特に自転車の事故については加害者側になることも多く,自転車の少年がお年寄りに当たって1億近い賠償命令が出された事故もあります。自転車はなかなか損害保険には入っていないことも多く保護者責任と言われても大変なケースもあるようです。これはJボードやキックボードでも同じような事案が報告されています。もちろん被害者になる事も避けなければなりませんが,加害者になる可能性があることについても話し合ってみてください。
最近はなかなか光化学スモッグ注意報というものが出なくなりましたが,PM2.5と呼ばれる物質が日本の上空を覆うことも少なくありません。天気予報中に図が表示されることも多く,九州などでは表に出ないような対策をとっているところもあるようです。外遊びが大変な時代になりましたが子どもたちにとって外遊びでしか経験できないことも多くあることも確かです。公園や運動場で多くの友達や他学年の子どもたちと遊ぶことは社会で生きていくうえでとても必要な力が身に着きます。新入社員が営業で外回りをして倒れることも多いそうですが,暑い時期に外に出た経験がないようではこれも困ったことです。熱中症対策として帽子をかぶったり,水分を取ったりすることも当たり前のこととして教えましょう。汗が蒸発することで気化熱が発散し身体が幾分涼しくなる事も大きな自然の摂理です。ただ,気温が38度を超え,しかも湿度が60%以上あるときは要注意です。なかなか汗も蒸発してくれませんから…その時にはこまめにトイレに行くことが体温の上昇を防ぐ一方法でもあるようです。
最後に子どもたちの行動範囲は意外と広いことを知っておいてください。ショッピングモールや桂川,子どもにとってスリルがあって楽しい所ですが危険も同居していることを徹底して話し込んでおいてください。緊急の時にはちゅうちょせず警察への連絡もお願いします。夏休み明けにはみなさんの元気な顔とまた会えることを楽しみにしています。
校長 安田 曜