今年もどうぞよろしく
- 公開日
- 2014/01/08
- 更新日
- 2014/01/08
校長室から
保護者の方,地域の方,今年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?お祝いされたご家庭もありますでしょうし,仕事で忙殺されておられたご家庭もあると思います。以前勤めておりました学校では児童福祉施設があり,多くの子どもが家に帰るのですが,何人か施設に残らざるを得ない子ども達のためその施設の関係の方々がお正月気分を出す工夫をいろいろされていた事を思い出します。
しかし一様に何か新しい年をお祝いする凛とした気持ちにさせてくれることは事実で今年はこれに挑戦しよう…とか,今年こそこれをやり遂げよう…等と私も考えています。
年末・年始にかけて気を付ける事案が出てきておりますので少し注意の喚起をしておこうと思います。それはSNS(ソーシャルネットワークサービス)での問題です。主に携帯やスマホのアプリで登録や通信ができ,利用者は何億人とも言われ上手く利用するととても便利なものだそうです。私個人はフェイスブックやツイッター,あるいは最近盛んなラインには登録していません。登録すると便利な事は分かっていますが,逆に自分を縛ってしまう事になりそうで入っていません。しかし子どもたちは,このたぐいのものについては運用する事が上手ですぐに利用方法を開拓していきます。しかし,利用する前提のモラルが育ち切っていないので結果的にいじめや事件につながる事が多いのも事実です。もともとネットワークを作る物ですからそのネットワークから外れる者は部外者なわけです。別に部外者である事でいい場合がほとんどなのですが,情報の共有をしなくちゃいけないものに関して部外者を作ってしまったり,部内者でいたいばかりにLINE仲間で価値観を無理に共有しなくてならない事が起こってしまったり,いつの間にか誰かを標的にして大きないじめに繋がった事案が起こっています。
また信頼しているつもりの仲間から情報が漏れ出て,個人情報が筒抜けになっていることも,最近ではおこっています。ある国では国家的に情報を勝手に取得していたことが問題となった記事が大きく報道されていましたが,その国の政府高官の話では,先進国と呼ばれる国でそのような情報収集をしていない国はない!と断言している記事が出ていました。
京都市でもそんな情報の売り買いをしている中学生が補導される事件が起こっています。またLINEに他のアプリを添付することによりお家の方の全く知らないうちに自分の兄弟姉妹の裸の写真を売り買いしていた事件もあります。そのような犯罪までは行かなくても,一人か二人の思いこみ情報が大きく流れて友だちや教師を心理的に追い詰めていった事例も報告されています。昔でいえば「いっちょかみ」や「おせっかい」の域を超えなかった話があたかも真実のようにSNSを通して拡がってしまって取り返しのつかない事案を招いていることもあります。まだまだモラルの育っていない子どもたちが使うサービスにしては危険性が大きいと言わざるを得ません。
お年玉で初めて携帯やスマホを買うご家庭もあるとは思いますが,今までのように危険サイトへのアクセスのみならずこのような情報モラルに関してもおうちで話し合っていただき,適切な運用をするようにしたいものです。
校 長 安 田 曜