学校日記

今,学校では

公開日
2013/12/21
更新日
2013/12/21

校長室から

最近地域の方とお話をしていてこんな話題がありました。「先生,今,子どもたちは1年に何回通知票をもらうのですか?…また3段階ですか?それとも5段階?」そして続けておっしゃいました。「子どもも小学校と関係なくなってしまうとなかなか最近の小学校の様子が分からなくなってしまいます。」なるほど…と思いました。少し前にはこんな話もありました。「うちの娘の所では2学期は9月1日からですよ。京都はなぜ早いのですか?」保護者の方でもなぜ?なぜ??という方もいらっしゃるのが正直なところだと思います。簡単に説明したいと思います。
少し前に国の方針で「地方分権」「規制緩和」がありました。その時から一定の基準を満たしていれば子ども達の授業日数や長期休暇を各都道府県と政令指定都市では独自に決めて良くなりました。そこで京都市の小学校は教育日本一を目指して従来の小学校の運営規則を変更しました。(私立は別)
そのいくつかを列挙します。まず前期・後期の2期制をとっている小学校がほとんどです。そして前期の終了と後期の開始は各学校が決めて良い事になっています。ただ授業日数は205日以上,給食実施回数は197回となっています。どちらもこれは全国トップクラスの数値です。そのおかげかどうか全国一斉学力テストでも毎年京都市のレベルは全国トップクラスです。例にとると7月16日より夏季休暇に入った学校は8月のお盆明けすぐから授業が始まります。以前に比べて2週間ほど夏休みが短くなりました。10月の頭ぐらいに前期が終わる学校が多いようです。そして秋休みをとる学校では冬休みが短くなりますし取らない学校も多くあります。
前期・後期ごとに通知票は出ます。しかし長期休暇前には懇談を持って休み中のその子どもの課題は伝えています。通知票の学習成績は3段階の評定ですが,各教科とももう少し細かく評価がなされます。例えば国語なら「読む」「書く」「話す」などの観点ごとに評価がなされます。
学習は1・2年は算数・国語・生活科・図工・音楽・体育・道徳に分かれます。3・4年は生活科がなくなり社会と理科と総合的な学習が増えます。5・6年になると3・4年にプラスして家庭科と英語活動が増えます。大変ですね。
また特別活動として1年から学級活動がありますし4年生からはクラブ活動,5年生からは委員会活動も入ってきます。これは従前と変わらないのですが,このクラブ活動とは別に部活動の時間もあります。この部活動は中学校の部活と似ていて必修ではありませんがどこかの部活動に入っている子がほとんどです。そのほか休暇中に行う土曜学習も必修ではありませんがいろいろなメニューの中から選んで参加することができます。
教えてくださる先生は担任の教師が多いのですが高学年になると専科教員や交換授業をしている学校,習熟度別授業をしているところなど様々です。いろいろな理由でクラスに複数の教師が入っての授業も増えています。これは教員配置の関係で何時間になるかは学校学校で変わってきます。
給食は週5回のうちだいたい4回がご飯給食で1回がパン給食です。ご飯にしてもパンにしても牛乳がつきます。たまにヨーグルトの時もありましたが最近はほとんどなくなりました。ご飯でも麦ごはんの時や胚芽米の時や白米の時などに分かれます。パンはコッペパンが多くジャムやマーガリンなどは付きません。メニューも豊富になりプルコギや生ぶしの炊いたんや中華料理なども出てきます。これは配送制ではなく各学校で調理して出されます。(ご飯は配送制)
この「規制緩和」については何でもそうですが「特区」が設けられていて,その中にはいった小学校は同じ京都市でも長期の秋休みがあったり,英語活動が1年生から始まっていたり,校章入りの食器で給食を食べている学校もあります。つまり各学校が独自性を持って教育にあたっている訳です。
                        校 長   安 田  曜