学校日記

道徳

公開日
2013/01/07
更新日
2013/01/07

校長室から

学校の時間割には「教科」と呼ばれるものとそのほかのものがあります。教科というのはいわゆる3・2・1の成績がつくもので国語や算数,体育,理科,家庭科…などあります。そのほかのものは3・2・1が付かないものです。例えば「総合的な学習」や「学活・クラブ活動などの特別活動」,最近では「外国語活動」が入ってきています。またこの中には昔からの代表格の「道徳」も含まれます。
さて,今,小学校の教育は小学校学習指導要領というきまりの中でなされていますが,実はこのきまりの中は古くから言われる「知・徳・体」の三つに分かれて記されていて,この中では最も長い文章で書かれているのが道徳なのです。
もう少し道徳を詳しく見てみると主に4つのグループに分かれて指導することになっています。これは小学校では1年生も6年生も同じグループ分けになっています。(1)というグループは自分自身の心を見つめる時間です。(2)のグループは相手の人にかかわることについて考えます。(3)では自然や崇高なものについての関わりです。(4)は社会や文化などについて考えます。
ここで大切な事は,見つめたり.考えたり,関わったりすることで道徳の最終のねらいは〜するべきだ!とか〜しなくてはいけない!とか〜が正しいという結論を出すことではないのです。
夕方西の空を見て美しい夕焼けが見えた時,夕焼けについての詩を書かなくてはならないわけではありません。ふと立ち止まって綺麗やなぁと感じる心を育てたいのです。友だちが何人かに囲まれてなんか言われている時「言うたらアカン!」と言うのではなく「何かあったんか?」と聞ける子どもになって欲しいのです。帰り途を急ぐ自転車に乗っていて夕焼けを見る余裕がなかっても仕方ないでしょう。友だちを囲んでいる何人かの人たちが恐そうで自分からは言えなくても先生に知らせに行くことも間違いではありません。
何かに出会ったときふと立ち止まってどうしようかな?…と考える力をつけるのが道徳という時間の目標です。冬休みの間にはおじいさんやおばあさんに会いに行く人も多いかもしれません。その時ふと「お年寄りを大切するにはどうしたらいいかな?」と考える子どもが多ければ素敵なことですね。おうちの方もそんな時間をわざと設定してくださるとうれしいです。
年明けの1月18日(金)には2・4・6年生が下京・東山の小学校の教職員に道徳の授業を見てもらいます。また,もうひとつの授業として教務主任の佐藤先生が保護者の方々を対象に授業をします。保護者の方々にお願いなのですが,是非お越しくださって素敵な道徳の授業を見たり気軽に受けたりしてみませんか?

校 長  安 田  曜