食を考える
- 公開日
- 2012/07/24
- 更新日
- 2012/07/24
校長室から
祇園祭りの時期になると京都ではハモずしを食べる習わしがあります。また土用のうなぎも有名でハモもうなぎも暑い時期を乗り切る栄養素が多く含まれているそうです。韓流ドラマを見ていると,この時期になるとよくサムゲタンを食べるそうです。どこの地方でも暑さを乗り切るスタミナづくりにはそれぞれ古くからの習わしがあるようです。みなさんのご家庭ではどうでしょうか?
さて食材の話になりますが,実はこの西七条の近くには京野菜で有名なものがいくつもあるのをご存知でしょうか? ・中堂寺大根 ・壬生菜 ・郡大根(こおりだいこんと読み西京極あたりが原産地でしたが,原種は絶えてしまったそうです) ・京セリ などです。実は校区に古くからお住まいの方にお話を聞く機会があり,その中で「昔は家から桂川の堤が見えた。」とおっしゃっていました。高い建物はなく,田んぼや畑,芹田が続いていたそうです。そんな畑の中で京野菜がつくられていたのでしょうね。今ではそんな畑や田んぼはほとんど校区では見られなくなってしまったのは残念ですが,反対にスターバックスやかごの屋,ほっともっとなどファストフードと呼ばれる便利なお店がたくさんできています。ファストフードか「京野菜の炊いたん」などスローフードかどっちが良いとは言えませんがどちらの味も知っておくことが子どもには大切でしょう。
先日3年生と一緒に京都中央卸売市場に見学に行く機会がありました。本校の保護者の方が学習のためなら…と許可してくださったのですが,実は私も行ったことがなかったのでワクワクして行きました。そこで生きたハモを見て子どもたちが「ハモって白い魚と違う」とか「ハモってうなぎみたいなんやなぁ」とか…お店の人が「ハモの歯は鋭いので触ったらケガするで」とかの説明に興味津津でした。そのあと事務室で市場の係員の方が「11月になべ祭りというのがありますが来たことありますか?」と尋ねられたら,1/3ぐらいの子どもたちが手を挙げていて,私は「へぇ子どもたちよく知っているんだなぁ。うらやましい!」と思ってしまいました。昔も今もこの西七条辺りは「食文化」の発信地であり,都の台所だったんだなぁと改めて感じました。そういえば,お祭りと言えば全国のお酒の神さんである松尾さんの御旅所もあるし,おいしい魚と野菜で一杯かたむけられるなんてすばらしい土地柄ですね!夏休みの宿題の自由勉強に「食」を調べても面白いかもしれません。
夏休みは給食がありません。子どもたちの昼ごはんの用意もよろしくお願いします。私たち教職員も給食がなくなると昼ごはんの心配をしなくてはならず給食のありがたさに気付きます。
長期休業中には教職員が休憩時間に昼の調達や食事にうろうろすることがあると思いますがご了承ください。
校 長 安 田 曜