伝えること 伝わること
- 公開日
- 2012/05/02
- 更新日
- 2012/05/02
校長室から
先日,京都市小学校PTA連絡協議会総会に参加してまいりました。そこで感じたことを少し書かせていただきます。
実は今年度,第60回日本PTA全国研究大会が京都で開催されます。この運営について京都市小Pも中核団体として参画しております。実行委員会で何度も話し合ったことを各支部へ発信しておられ各小学校の単位にも伝えていっています。ところが先日の総会では伝わっていない!というご意見の方がおられました。発信する側は伝えているつもり…しかし受け取る方は伝えてもらってない…という話になりました。
伝えるということと伝わるということは違うんだなあ…と改めて実感しました。実はこの「伝える」という言葉のもとは草や枝が何かに絡まって伸びていくことが元々の意味だそうです。そういえばへちまのツルが棒を「伝う」という言い方もよくします。「伝う」という漢字を見ると「にんべん」ですから人が関係します。つくりの「ム」は口の形を表した意味です。人が口コミでもって情報伝達していくことが「伝う」あるいは「伝わる」ことになります。また「伝統」「伝授」という言葉からも想像されるとおり正しく伝えなければ伝わったことにはなりません。
ケンカになった子どもたちの言い分を聞いていても自分の言いたいことが相手にうまく伝わらなかったばかりにケンカの原因になっていることも多いようです。自分ではうまく伝えたつもりが伝わっていない…また,正しく伝わらないために誤解を与えたり,いらない心配をかけたり…ということもよくあることです。伝わらない原因は途中で切れてしまったり,伝える場がなかったり,わざと伝えなかったりいろいろあるとは思いますが,学校からの発信はうまくご家庭に伝わっていますでしょうか?
今年度は学校からの情報をみなさまがたに正しく伝える方法としておたよりや電話はもちろん家庭訪問やホームページの更新を数多く行いたいと思っております。またPTAのメール配信機能をお借りしての情報発信にも努めていきたいと思っております。まだ未加入の方も今年度を機会にご加入していただければ幸いです。
ただ,この携帯メール(もうスマホの方も多いかと思いますが・・・)も正確に発信者の意図が伝わらなかったり,個人の思いで意味が変わってしまったりして関係が悪くなってしまった…ということもよく聞きます。メールではなかなか気持ちまで察することが難
しいからです。
本当に自分の意図をきちんと相手に伝えるということは難しいことなんだ…と再確認した総会でした。
校 長 安 田 曜