学校日記

一人ひとりの足跡

公開日
2018/08/29
更新日
2018/08/29

校長室より

 学校に再び子ども達の歓声が帰ってきました。子ども一人ひとりにそれぞれの夏休みの物語があり,人生のヒストリーの一コマとなることでしょう。
 下京雅の新校舎建設現場から,弥生時代の人の足跡が発見されたことをご存知のことと思います。弥生式土器や竪穴式住居跡を見た時の驚きとは違う感情が生まれました。  
私には,性別や年齢は分かりませんが,確かにこの地面を歩いた人がいた。その人は,まさかはるか長い時間が経過した現在に自分の足跡が残り,それを見ている人がいるとは思いもしなかったことでしょう。自分の人生に自分の生きた足跡を残す。その足跡は,人により大きさや深さは違いますが,足跡を残したのは,かけがえのない「命・心・生き方」をもった「人」であることには変わりません。
 弥生時代の地面にある足跡は何も語らないからこそ,大切なことを語っているようにも思えます。自分の人生の主人公はだれでもない,自分自身であるということを。