学校日記

歴史の積み重ね〜弥生の鼓動〜

公開日
2018/02/28
更新日
2018/02/28

校長室より

 先日,発掘調査が行われている元醒泉小跡地を全校児童が見学しました。丁寧に土壌を掘りおこす作業員の方々の姿。永遠の時間を経て日光と再び対面した弥生時代の地面。所々に大小様々な穴が出現しており竪穴式住居の跡だそうです。
 私たちが立っているこの地面の下に,はるか昔,稲作を始めた弥生の人々が生活していた事実。出土した土器の破片には,当時の人が付けた縄目の模様が刻まれています。約二千四百年前の人の体温や鼓動が感じられるような錯覚。安心で安全な場所であったからこそ,この地は生活拠点に選ばれたのでしょう。
 弥生より今日まで,この地で生活していた人々。ある時は喜び,ある時は怒り,またある時は悲しみという様々な感情の中で無数の人々の人生が重なり合って今の自分があるという気持ちになりました。
 一期生が生活した下京雅の時間は最初の土壌となり,二期生以降に託され積み重なっていきます。開校一年目,皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。