学校日記

給食週間「感謝して,いただきます!」

公開日
2016/01/25
更新日
2016/01/25

校長室から

今週は,給食週間です 
「功の多少を計り,彼の来処を量る」

 禅の教えで「功の多少を計り,彼の来処を量る」(こうのたしょうをはかり,かのらいしょをはかる)という言葉があります。
「目の前の食事がこうして食事として完成したのは,多くの人たちの努力や汗の結果であり,それを感謝しながら食事をいただきます」という意味です。

これは,「五観の偈(ごかんのげ)」という教えの最初の一行に載っています。「五観の偈」は,禅宗において食事の前に唱えられる偈文です。
「彼の来処」とは,これは食べ物一つひとつの,食べ物としての由来のことです。
私たちは他の命をいただいて食べているのだから,せめてその命がどのように育まれ,どのような縁によって自分の口に入るのかということを自覚しようというわけです。
例えば,ご飯をいただくまでには,田で稲を育てる人,それを届ける人,米を売る人,それを買ってご飯を炊く人など様々な人が関わって,ご飯をいただくことができます。
ひとつの食べ物が,目の前に出てくるまでには、無数の人の手と,自然の恩恵がたくさん詰まっていることを意識していただきたいと思います。
そうすると,食べるという行為自体が深まっていって,それが生きることを豊かにしてくれます。
給食週間に,改めて「食」について考え,感謝の気持ちを大切にしたいと思います。