活用力を育てる理科の授業
- 公開日
- 2009/09/04
- 更新日
- 2009/09/04
教室の窓から
3年生の理科では今は、「風やゴムのはたらきをしらべよう」という単元の学習をしています。この単元は、今年から新しくできた単元です。風の力やゴムの力で物を動かすことについて学習します。風のつよさによって動く距離やはやさが違うことや、ゴムの伸ばす長さや、ゴムのふとさで動く距離がちがうことを実験を通して学んでいきます。そして、今日は、今まで学んだことを使って新しい課題にとりくみました。それは、「弱い風で、きめられた坂を登りきるには、どんな車にすればよいか」という課題です。学んだ知識を使って、新しい課題を解決する力(活用力、今年、本校でしっかり育てたいと考えている力)を育てる課題です。子どもたちは、まず、今まで学んだことから帆の形に注目しました。送風機と同じ形の帆にすれば、送られる風が全部帆にあたるので登りきることができると考えて帆を丸に切った子ども。大きくしたら風がいっぱい当たるから大きな帆を作った子ども。ヨットのようにすると良いとかんがえ帆を半円状にした子ども、風をにがさないようにと箱のふたのような形にした子どもなど色々でした。いよいよ出来上がった車を走らせて見ました。思っていたほど上まで登らなかった子どもたち。何度やっても登らないので、班で集まって、意見を交流しました。「重すぎるのと違う。」「帆がやわらかくてまがってしまうので、割り箸をたてたらいいのと違う。」「周りの風が真ん中に集まってくるように、まん中をへこめたらよいのと違う。」等いろんなアイデアを出しながら、製作のやり直し。今度こそと坂道を走らせて見ると、見事一番上まで登りきる車が出てきました。それをみて、「僕のとどこがちがうねやろ。」と比べている子も。みんな、自分の知識をフル活用して、課題に取り組むことで、活用力がぐんぐんついているような気がします。考え工夫している顔はどの顔をとても真剣で、素敵な目をしていました。