学校日記

校長室だより46

公開日
2010/06/14
更新日
2010/06/14

校長室から

 花壇や植木鉢の草花がぐんぐん背を伸ばし,緑鮮やかな季節となりました。学校では水泳学習の準備をする時期になってきました。低学年の水なれは,22日から24日で,22日は1年生と翔鸞幼稚園と交流を,23日は2年生と北野保育園と交流を行います。水泳学習が始まるのが29日からです。

6月の朝会の話
 おはようございます。
 皆さんは,イソップ物語の「ウサギとカメ」の物語を知っていますね。
 あの物語は,足の速いウサギと足の遅いカメが山のふもとまで駆けっこし,ウサギが足の速さを生かして引き離し,ここまで来ればひと安心と油断をしてつい居眠りをしてしまい,カメに追い越されて負けてしまうお話です。
 今日は,ちょっと違った「ウサギとカメ」の物語を話したいと思います。
 昔々,あるところに,ウサギとカメが仲良く暮らしていました。ある日,どちらからともなく駆けっこの競争をしたくなりました。ウサギは,自分が足が速いことを知っていましたが,どれだけ速いか比べてみたいと思っていました。カメは,自分が足の遅いことを知ってはいましたが,どれだけ遅いか比べてみたことがありませんでした。
 そこで,ずっーと向こうの山のふもとまで競争しようということにしました。「よーいドン」,ウサギとカメは,同時にスタートしました。ウサギは,自分の足の速さを生かして,脇目も振らずにゴールをめざして走って行きました。イソップ物語のようなウサギではないので途中のひと休みをしないでゴールをして,後から来るカメのゴールを待ちました。途中でやめてしまったのかなと思うくらい遅れてゴールしたカメに,「大丈夫かい」と声をかけました。
 カメは,息を切らしながら「ウサギさんはやっぱり速いね。スタートからあっと言う間に見えなくなったね。途中の道端にいたお地蔵さんのところでやめようかと思ったんだけど,お地蔵さんが『頑張れ,頑張れ』と励ましているような気がしたので走り続けたんだよ。でも,やっぱり茶店のところや郵便ポストのところまでつらくなって何度も走るのをやめようと思ったんだけど頑張ってゴールしたんだよ。本当にウサギさんは速いね。」それを聞いたウサギは,「僕は足には自信があったから,ゴールを目指して一生懸命に走ったんだよ。でも,途中にお地蔵さんや茶店や郵便ポストがあったなんて全然気がつかなかった。カメさんは,いろいろな物を見ながら努力しているんだね。これからも教えてね。」ウサギとカメは,お互いを認め合うことにより,自分の得意なものや不得意なものに気づき,自信を持ちながら前よりも仲良く暮らしました。

日曜参観
 お父様方をはじめ,たくさんの保護者の方々,地域の方のご出席をありがとうございました。子ども達もお家の方々に勉強の様子を見ていただけるということで,一生懸命頑張っていたと思います。

家庭教育学級の講演
 京都市教育委員会学校支援ゲストティチャー・日本国際児童図書評議会会員の大石進先生のご講演でした。ご講演のテーマは,「子どもが家で身につけたことは生涯,ずっと生き続けますよ」☆今,求められる親子のふれ合い☆ 〜子どもの思いに共感することのだいじさ〜です。
 親子が楽しみを共有し合える『絵本の時間』をつくろう
 「絵本の力」絵本を通した親子のふれ合いで,情緒的で豊かな感性を持った子どもに育ってほしいものです。絵本に学び,絵本で子育て 
 「よみきかせの原点は」大人も子どもも心に潤いを
 読み聞かせは,親がわが子を膝の上にのせ,時には向かい合って本を読んだり聞き覚えている話をしてあげたりすることです。特別な方法も技術もいらないし,ありません。
     人生の大事なことは絵本が教えてくれる