校長室だより33
- 公開日
- 2010/01/07
- 更新日
- 2010/01/07
校長室から
校庭の木々も葉をすっかり落とし,冬の風情となってきました。新型インフルエンザの流行のため,学芸会が延期になっていましたが,12月8日に実施できました。学級閉鎖があって練習時間が少なくなったクラスもありましたが,それぞれ自分なりの表現力を出し切り,素敵な学芸会になりました。
12月10日お天気が心配でしたが,チャレンジマラソンも実施することができました。自分の目標に向かって力いっぱいがんばって走っていました。ゴールした時の子ども達の顔には,充実感がよく表れていました。
人権朝会
みなさんは,「わが身をつねって,人の痛さを知れ」ということわざを聞いたことがありますか。知っている人は,いるでしょうか。
これはどういうことか,あるいは,どういう意味をもっているかわかりますか。この12月は,「人権月間」です。皆さんは人権という言葉をよく聞いていると思いますが,意味をしっかり知っているでしょうか。誰でも,いつでも,どこでも,持っている権利です。
学校のことでそれを詳しくお話ししましょう。例えば,友達の嫌がることを言ってからかったり喜んだりしている子,相手が嫌がっても怒っても言い続ける子,追いかけると逃げてよけいにからかう子のように,相手のことをまったく考えない子がいますが,人はこういうことをされないという権利を持っています。逆にいえば,そういうことを言ったり,したりしてはいけない義務ももっています。
このことは,体の不自由な人も,外国人も,どんな仕事をしている人も,すべての人に対しても同じです。人権月間は,簡単に言うと,こういうことをしないように,また,見つけたら注意したり,先生やお父さん,お母さん,知っている人にすぐ知らせたり,町中みんなで人の嫌がることをなくして,誰でも仲よく暮らせる,明るい社会にしょうというのが目的です。
人は本当は,誰にもやさしくする心や優しくされたいという心をもっているのですが,ちょっと自分と気が合わない,自分は気に食わない,生意気だとかということで,その人をいじめたくなる子がいます。
例えば,人の嫌がることを言ったり,無理にやらせたり,友達を「さる」とか「ぶた」と呼んだり,「なぐるぞ」と,脅したりすることは,相手の権利を無視することになります。人の嫌がることを言ったり,やったりすることは絶対に許されません。「わが身をつねって,人の痛さを知れ」ということは,「自分がそうされたらどうなるか,自分がされて嫌なことは,友達にもやってはいけない」ということをいっています。
お互いに認め合い,信頼しあえる学校にしていきたいですね。
あいさつについて
この頃,寒さが厳しくなってきているので,「おはようございます」の声も小さくなってきています。寒さを吹き飛ばす大きなあいさつをしてくれるとうれしいです。
朝のあいさつはしっかりできています。しかし,登校後の校内でのあいさつ,下校時のあいさつ等は必ずしも十分ではありません。教職員の方,お客さん,お友達と,いつでも,誰とでも,どこでも気持ちのよいあいさつができる子どもを育てることが大切だと思います。
あいさつは「心を開いて相手に迫る」という意味があるそうです。日常生活の場面で接する人との信頼関係を保つ第一歩です。子どもが気持ちのよいあいさつができるようになるには,まず大人が見本を示し,手立てを講じることが何よりも大切です。学校でも,改めてあいさつの大切さを見直し,様々な場面をとらえ,繰り返し,繰り返し教職員から働きかけるようにすることを試みます。ご家庭でも日常のあいさつの指導をよろしくお願いいたします。
毎日20分の親子の読書を
11月に読書習慣がありましたが,日頃の読書も大事です。
スイッチを入れると画像と音声が飛び出すテレビにうっかりすると支配されて,観た後で空しい時間を過ごしたなと思うことがあります。そこで,親と子どもとで本に親しむ習慣を身に付けることを試みてはいかがでしょう。
椋鳩十先生(国語5年「大造じいさんとがん」の作者)が「親と子の20分間読書」を提唱されています。その読書の方法は,
1子どもが小声で本を読む
2親が子どものそばに座って静かに聞く
3できるだけ毎日読む
としています。そして,20分間読書で気をつけることとして,
1親が本当に耳を傾ける。(子どもの読みに浸り込む),
2子どもの読み方の上手下手に神経質にならない。
3約束の時間を守る。
4親と子どもの共通の読み物は二人とも先を読まない。
ということだそうです。
毎日20分の読書は簡単なようで続けることは容易なことではありません。でも,続ければ確実に効果があります。『継続は力なり』です。
冬休みのくらし
冬休みは,楽しい行事が多くあります。行事を楽しく過ごすためにも健康で規則正しい生活を送らせてほしいと思っています。お年玉をもらったらお金の使い方の計画を立てるようご指導よろしくお願いいたします。
この冬休みは,外出することが多いと思いますので,新型インフルエンザの予防をしっかりさせていただきたいと思います。1月7日には全員の元気な顔を見せてほしいと願っています。