校長室だより75
- 公開日
- 2011/12/22
- 更新日
- 2011/12/22
校長室から
師走とともに寒さも加わり,期末の仕事も重なってお忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。子ども達は,冬休みに入るためのまとめの学習に励んでいます。また,運動場では寒さを吹き飛ばすようにドッジボールや鬼ごっこ等で遊んでいます。
礼儀正しく
「みっともないでしょう。恥ずかしいと思いませんか。行儀よく食べなさい。」「笑われますよ,お前の食べ方は。礼儀知らずと思われますよ。」
これは,日本人のお母さんやお父さんが,あるレストランで子どもに話していた言葉です。
「やめなさい。隣の人が,嫌な思いをしますから,礼儀正しく待っていなさい。」「他の人に迷惑をかけるようなことは,してはいけません。食事中のマナーを守りなさい。」
これは,イギリス人のお母さんとお父さんが子どもに話していた言葉です。
日本人とイギリス人では,注意する言葉が違っています。日本人は,笑われてはいけない。イギリス人は,他の人の心を嫌な思いにしてはいけない。ということになります。礼儀正しいことは,相手の人の心をなごやかにします。国々でそれぞれ,注意の仕方は違っていますが,どちらも,自分の周りの人に不愉快な思いをさせないようにと,いうことでは同じだと思います。
礼儀正しくすることは,躾がゆきとどいたときに出来るもので,人間だけの間できめられた約束ごとです。約束事ですから,約束した事柄を知らなくては出来ません。赤ちゃんのころから,一つ一つ約束ごとを覚え,大人になるまでに,全部覚え,それを日常生活の中で正しく実行するようになるのです。
年が明けると,お正月です。親戚の家に行ったり,来てもらったりするとき,礼儀正しくあいさつができるよう,またお年玉をもらった時,お礼の言葉が言えるよう今から話をしておくことも大事です。
宿題
冬休みの宿題もありますが,日常の宿題について考えてみましょう。
第一は,やる時間とタイミングです。つまり,帰宅してからすぐやるか,遊んでから宿題をするかということです。子どもと親で話し合いながら,やれそうな方を決めるようにします。どちらかというと,帰宅したら遊ばせて,夕食後,就寝までに宿題をさせるという方がよいでしょう。いずれにしても,帰宅後,就寝までには,明日の時間割(用意するもの)を合わせることを励行させることが大事です。
第二の問題は,宿題のやらせ方です。自分の力でやれる子には,ほめ励ましてとにかく仕上げさせることです。自分でなかなか宿題のできない子どもには,友達と一緒にさせるとか,兄弟姉妹と一緒にさせるなど工夫します。いずれの場合も,わからない点は親や兄弟にたずねさせるようにしむけていきます。
聞かれたときには,答えを教えるよりも,考え方や手がかりを教えるようにして,自分で解決させるという心づかいが大事です。