学校日記

「校長室だより 12月号」

公開日
2009/12/01
更新日
2009/12/01

校長室だより

     ≪ 違いを認め合おう ≫

校内の桜の木の葉が,落ち葉となって風に舞っています。本格的な冬の到来
となりました。平素は,本校教育進展に向けてご理解ご支援をいただきありが
とうございます。
 12月の一ヶ月間は,人権月間です。すべての人が持っている基本的人権を
尊重するということを今一度,見つめ直そうという期間です。基本的人権とは,
安全に暮らせる権利,仕事を選べる権利,どこにでも自由に住める権利,学習
する権利など,人が人として生活していくための大切な権利です。しかし,最近
の社会情勢をみると,まだまだこの基本的人権が,尊重されていないことが
見られます。
 基本的人権を尊重するとはどのようなことなのでしょう。人は,皆,それぞれ
個性があり違った特性を持っています。この個性や特性を理解し合って,お互い
の違いを認め合うことから始まるのだと思います。自分とは少し違うからとか
ちょっと変わっているからとかいう理由だけでその人を攻撃したり非難したり
していませんか。その人を仲間からはずすようなことをしていませんか。この
ことが人権を尊重していないことにつながります。それぞれの違いをしっかり
理解して認め合えるようにしたいですね。
 子ども達についてでも同じです。漢字が得意な子,計算が得意な子,絵を描く
ことが得意な子,運動することが得意な子など,様々な個性や特性を持ってい
ます。外見でも背が高い子もいれば低い子もいます。太った子もいれば痩せた
子もいます。それぞれが違った個性を持ち,それぞれが懸命に生きています。
お互いの個性や特性の違いを認め合い,尊重し合えるような学校にしていき
たいと考えています。
 人権月間の12月にご家庭におかれましても,身近な人権に関する話題を取り
上げていただき,人権の大切さについて話し合ってもらえればうれしいです。
そして子ども達が「違いを認め合うこと」の大切さに気付き,実践してくれると
素晴らしいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 今年の4月に,全国学力・学習状況調査が行われました。その結果を見ると,
毎日の積み重ねによる基礎的・基本的な知識や技能の習得が大切であること
がわかりました。
 学校は,友達と会うことや好きな教科があるから楽しいと答える一方,「意欲
をもって学習に取り組むこと」にはやや消極的な回答の占める割合が多く見られ
ました。学力は,学習意欲や生活習慣とも密接に関係しています。自分から,
興味を持って学習することで理解を一層深めたり,規則正しい生活により脳の
働きを活発にさせ効果を上げたりできます。
 学校では,これまでの取組をもう一度点検し,改善しながら中学校に向けて,
基礎・基本の力の定着を図っていきます。ご家庭におかれましても,生活習慣
や家庭学習の定着に向けて,ご理解とご協力をよろしくお願いします。