学校日記

6月朝会

公開日
2010/06/09
更新日
2010/06/08

校長室から

6月 朝会
 皆さんおはようございます。
 5年生と一緒に山の家へ宿泊学習に行ってきました。山の家は自然がいっぱいで,夜になったらシカやタヌキが遊びに出てきます。食べ物を探しに来るのです。自然観察では新しい発見がいっぱいありました。
 今日はそのうちの一つを紹介します。自然観察をしていた5年生の一人が「先生,シカのフンが動いています。」と知らせに来てくれました。さっそく行ってみると,本当にごそごそと動いているのです。びっくりしました。不思議に思ってフンをひっくり返してみると,その下に小さな黒い虫がいるではありませんか。ちょうどハエぐらいの大きさです。これがフンを動かしていたのです。
 どうしてこんなところにいるのだろう。何をしているのだろう。山の家に備えてある図鑑で調べてみることにしました。
 その虫の名前はエンマコガネと言って動物のフンを食べて生きているそうです。「えっ。」と思いませんか。フンすなわちフンを食べるなんて。そんな汚い虫は向こうへ行けって思いませんか。いない方がいいと思いませんか。
 しかし,考えてみてください。いないとどうなるでしょう。山はシカのフンでいっぱいになります。困ってしまいます。そこでエンマコガネが登場し,大活躍してくれます。フンを食べることによって山をきれいにしてくれるのです。
 5年生の皆さんは,虫の働きに興味を持っていろいろと虫を探し始めました。そして,センチコガネやシデムシなどの「森の掃除屋さん」を次々と見つけてくれました。
 このように,山の環境を守るために「森の掃除屋さん」たちは頑張ってくれています。

 6月は環境月間です。森の掃除屋さんたちに負けないように,掃除をすることもいいでしょう。まめに電気を消すこともいいでしょう。草花を育てることも地球の環境を守ることになるでしょう。自分たちにできることを考えて実行してみましょう。美しい地球を守るために。
 
 ところで,シカのフンはコガネムシが食べて片付けてくれるけど,コガネムシがしたフンは誰が食べるかって?皆さんで考えてみてください。