寝る子は育つ
- 公開日
- 2013/04/24
- 更新日
- 2013/04/24
校長室から
私たち大人でも,体調が悪い時には気分が落ち込むものです。イライラすることがあると,何かに当たり散らしたくなるものです。平常心ならば,考えもしないようなことを口走ったり,行動してしまったり,ミスを連発したりしてしまいます。みなさんもそんな経験がありませんか?
子どもたちは,大人以上に体調が行動や気分に大きく影響をします。子どもの体調に大きく影響するものとして,睡眠があります。人間は誰しも睡眠によって,体や脳を休めています。最近では,子どもの寝る時間が,大人の生活に引きずられて遅くなるケースが増えています。ゲームやテレビに夢中になって,就寝時間が遅くなり,それに伴って十分な睡眠時間が確保できないケースも多く見受けられます。寝坊して学校に遅れてしまったり,眠たくなって授業中に寝てしまったりする子もいます。起きてあまり時間がたっていないので,脳も活発に働かないということになります。さらには,あわてて登校して,十分な朝食が摂れていないといったことにもなりかねません。こうなると,お昼までにおなかが減って,イライラしてしまう子もいます。こんな調子では,意欲的に学習することなど到底できません。
実は,子どもたちの成長を促す成長ホルモンが,22時(午後10時)〜深夜2時ごろにもっとも活発に分泌されるといわれています。しかも,就寝後2時間ほどしないと分泌されないそうです。ということは,20時(午後8時)〜21時(午後9時)頃には就寝することが望ましいということになります。
まさに,昔から言われているように「寝る子は育つ」のです。子どものことを大切に思わない親はいません。子どもが十分な睡眠時間を確保できるように,子どもたちの生活リズムをつくれないでしょうか。そのために私たち大人ができることはないでしょうか。