学校日記

6年 「おもてなしの心」

公開日
2015/01/13
更新日
2015/01/13

ぱくぱくひろば

6年生の総合的な学習の時間では,「おもてなしの心」というテーマで取組を行っています。

9日金曜日には,京料理萬重の若主人の田村氏をお招きし,京都の食文化と,おもてなしについてのお話を聞きました。

午前中には,和食の基本である「だし」について,試飲をさせてもらいながらお話を聞きました。昆布だし,合わせだし,そして合わせだしに塩としょうゆを加えたもの,それぞれを頂き,味を比べながら味わいました。昆布だしだけでは少し苦手だと言っていた児童も,「かつお節が入ると,おいしくなった。」と話していました。

また,「和食」については,ユネスコ無形文化遺産に登録された一方で,家庭からはどんどん消えていっているというお話を聞きました。柏野小学校の子どもたちは,全市の平均な子どもたちよりも和食の給食が好きな傾向がありますが,それでも家庭でよく食べているのは,和食よりも,洋風・中華風などといったものが多いようです。田村氏のお話を聞いて,子どもたちの和食に対する意識が少し変わったのではないでしょうか。

また,午後にはだしの取り方を教えて頂き,自分たちで育てた野菜を使ってすまし汁を仕上げ,保護者の方たちと教職員にふるまいました。
それぞれの方のお膳に乗せる際には,子どもたちも緊張した様子でしたが,「おいしいですね。」「ごちそうさまでした。」などの言葉をもらうと,少しほっとした様子でした。

田村氏のお話の中に,
「おもてなしとは,相手がどのようにしたら喜んでくれるのか考えること。」
という言葉がありました。
『相手の立場に立つ』ということは,なかなか意識しにくいことです。そうした視点をもって,人との関係を築ける子どもたちになってほしいと思っています。