節分

今日は節分。
豆まきをするためにまずは三宝づくり。ことり組の子どもたちににはな組の子どもたちが折り方を教えてもらいました。教えるって難しいけれど，年長組としての誇りや自信もこのような活動からうまれてくるのだろうと感じました。
集いでは節分のお話をきいたり歌を歌ったりしました。
その後鬼のお面をかぶって，自分たちがかいた『自分の中にいる鬼』に向かって豆まきをしていると…
「えっ？誰これ」「鬼？」最初は一瞬シーンと静かになって，微動だにしない子どもたち。あまりにも驚きすぎて呆然とし，身動きできないというかんじでした。
それからは，果敢に鬼に向かって「鬼は外！」と豆をまく子，一目散に保育室の隅っこまで逃げて静かに隠れていた子，泣きながら先生にしがみついた子，いろいろな姿がありました。みんなのがんばったかいあって，鬼は逃げていきました。皆の心と体を強くしてくれた鬼が去って京極幼稚園に春がやってきます。

しばらくして…さっそく，ロッカーの掃除をする子がいます。何故かって？
『汚くしていると鬼が来るかもしれないから』と思ったようです。鬼が来てくれたおかげで，自分から”きれいにしよう”という気持ちが生まれてくれたようです。