お弁当に添えられた母の手紙

年長児は今日が幼稚園で最後のお弁当日でした。
いつものお弁当とちょっと違って「そつえん　おめでとう」と書かれた小さな旗が入っていたり，おうちの方も今日が最後という思いを込めて，作ってくださったことがわかりました。
ある男の子のお弁当には，お手紙が添えてありました。
「○○くんへ　
ようちえんですごすいちにち，おともだちとあそんだり，おべんとうをたべたり，うたったり，すべてがさいごのひですね。
いつもおべんとうを　のこさずたべてくれて　ありがとう。
うれしかったです。
さいこうにたのしい，すてきな　いちにちになりますように（ハートマーク）
おかあさんより」
先生がそれを読むと，その子どもが涙をぽろぽろと流しました。
先生が「すてきなお手紙もらったね」というと，そばで聞いていた子どもが「心や」と言いました。
いい表現をするなあと思い，「そうだね。お母さんの心のお手紙だね」と言いました。
修了を控えた最後のお弁当の時間。
すこしほろっとした，最高に素敵なひと時でした。