京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/15
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学校教育目標「将来の夢を実現するために,自らを磨き続けられる人間の育成」

ライオン検定

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             「ライオン検定」
                   嘉楽中学校 校長 井上 浩史
本校の学校教育目標は,「将来の夢を実現するために,自らを磨き続けられる人間の育成」です。生徒たちには,「将来の夢や希望を実現するために,どんな困難にも負けず,自らを磨き続けられる『風に立つライオン』を目指そう!」と話しています。現在,生徒と教職員が,この目標を共有できる親しみやすいキーワードとして「ライオン」を掲げ様々な活動を行っています。主体的に学ぶ生徒をしっかり育てるためには,個々の教員の指導力の向上は当然必要ですが,組織で取り組めることはないかと模索した中で,平成28年度,校内組織に「ライオン検定推進委員会」を設立し,ライオン検定を実施しました。ライオン検定とは「あしあと検定」,「めんせつ検定」「えいご検定」で,年間10回実施します。

・「あしあと(ノート,ワークシートなど)検定」を,年5回
(各定期テスト前後)
・「めんせつ(作法,しぐさ,スピーチなど)検定」を,年2回
(7月,12月)
・「えいご検定」として,英検の受検促進および校内実施を,年3回
(6月,10月,1月)
「ライオン検定推進委員会」は,国語,社会,数学,理科、英語の各教科の代表1名,計5名の先生で構成しています。メンバーは,各教科会で一人一人の生徒の学力状況を正確に把握し,それを踏まえた明確な課題を委員会に報告します。委員会では,それをもとにしてライオン検定の計画(P)・運営(D)・反省(C)・改善(A)をしています。

ノートやワークシートを検定する「あしあと検定」では,評価基準(1級〜5級)について綿密に協議しています。そのことで,5教科の授業づくりの統一化・共有化が図れています。さらに,良質なノートやワークシートづくりのための授業の指導内容や学習方法などを,委員会から各教科会に提示することで,各教員の授業力の向上を図っています。この検定の実施で,ノートやワークシートづくりの質が向上し,授業に前向きに取り組む生徒が確実に増加しました。
「めんせつ検定」は全生徒が対象です。管理職(校長,教頭)や学年主任による集団面接を通じて,規範意識の向上やコミュニケーション能力の向上を目指しています。特に,1分間スピーチの準備は,生徒自身が日頃の学校生活を振り返るよい機会になっています。回を重ねることで,礼儀・作法・スピーチ力を確実に身につけさせることができました。
「えいご検定」では,実施前の昼休みに,「英検対策講座」を開催し,参加生徒に対して英語科の教員がきめ細かくアドバイスしています。この1年間で英検に対する受検意識が高まり,受検者数も2年前に比べて倍増しました。
全教職員で,明確な「目標を共有すること」,生徒のために何ができるかを考え「やってみること」,反省を生かしながら「改善していくこと」が学校を,生徒をより成長させていく実感を持ちました。今後も,嘉楽中学校の生徒や保護者,教職員が誇りに思う学校づくりに一生懸命取り組みます

・『風に立つライオン』:さだ まさし(歌手) が実在の方をモデルにした作品で,歌にも映画にもなりました。

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