カリンのハチミツ漬け

　秋から冬にかけて，正門横のカリンの木にたくさんの実ができました。このままお部屋に置いているだけでも，とてもいい香りがするのですが，今回は年少児ちゅうりっぷ組の子どもたちと一緒に，カリンのハチミツ漬けをつくることにしました。
　ひとつひとつの実を洗ったり，中央にある種の部分をスプーンで取り出したりしながら「楽しくなってきたぁ」「もっとやりたい」との会話も聞かれ，みんなが本当に楽しんでいることが感じられました。最後にカリンの入った瓶にハチミツを流し込む時には，みんながワクワクした表情で「できた？」「もう食べれる？」と待ちきれない様子で覗き込んでいました。
　喉の痛みを和らげる効果のあるハチミツとカリンの組み合わせは，風邪の予防にも，風邪をひいてしまった時にも重宝します。甘いシロップになったら，幼稚園のみんなで美味しくいただきたいと思います。それまでお楽しみに。

園内展を観ながら研修をしました

　園内の先生たちが，園内展をじっくりみながら，園内研究会をしました。

　講師に元公立幼稚園長先生を迎え，子どもたちの造形活動についてのお話を聞きました。
　
　一人一人が自らやりたいことに向かい，夢中になって遊び込める子どもを目指して，教師のかかわり，環境構成などを個々の作品を通して話し合いました。
　その子どもなりの表現を大切に受け止めるということがどういうことなのか，また，どんな活動の場面でも，自分の思いがのびのびと表現できるにはどうすればよいのかなど，皆で時間をかけて話し合いました。
　これからの保育にいかしていけるようにしていきたいと皆で確認し合う研修会になりました。

　子どもたちの健やかな成長に向け，今後も教育活動に取り組んでいきたいと思います。

園内展をしています

　平成２８年度園内展を開催しています。

　子どもたちがかいたり，つくったりした作品を展示しています。
　子どもたちもお友達や先生と一緒にみました。
　自分の作品がでていて嬉しい様子です。
　また，おうちの人と一緒にみていると，おうちの人から，「かわいいね」「すごいね」「おもしろいね」「一生懸命したね」など，たくんさん褒めてもらって笑顔いっぱいの様子でした。
　
　期間　　平成２９年１月２０日（金）〜２３日（月）
　　　　　登園時〜午後５時まで
　　　　　＊２１日（土）午前９時〜１２時
　　　　　
　　☆　ご家族の皆さんもご一緒にどうぞご覧ください。

楽しい音楽会〜オカリナコンサート〜

　１月１８日は子どもたち，保護者様，未就園児親子の皆さんでオカリナコンサートを聴いていただきました。
　イタリア生まれで，土で作られているオカリナの音は，雅やかで，一人一人の心に深く染み入る音でした。とてもとても不思議なのです。心が温かく，柔らかく，穏やかな気持ちになります。すぐにオカリナ奏者の鈴江先子さんの世界にみんな引き込まれました。
　みんながよく知っている曲や童謡を一緒に歌ったり，打楽器奏者・音楽監督の福井秀彦さんの楽器の演奏を聴いたり，世界の打楽器を実際に触れたり鳴らしたりする体験もさせていただきました。
　子どもたちは初めて見たり触ったりする楽器や初めて聞く本物の生の音に興味深々。打楽器の音を聴くと，心が躍る楽しい気持ちになるのですね。
　保護者の皆さんも心が少しホッとして，ちょっと元気になったり，リフレッシュしていただけましたでしょうか。
　子どもたちも保護者の皆様も，ゆったりと落ち着いた心持で美しい音楽を楽しんでいただけたら嬉しく思っています。
　皆さん，ご参加有難うございました。
　
　

幼小合同避難訓練

　今日は，乾隆幼稚園と乾隆小学校が合同で避難訓練を行いました。同時刻に小学校と幼稚園の非常ベルが鳴り，いつもと違う雰囲気に少しドキドキした様子の子どももありましたが，放送から流れる園長先生の声や担任の話を真剣に聞き，防災ずきんをかぶり，みんな落ち着いて避難することができました。小学生のお兄さんやお姉さんたちが真剣に素早く避難する様子を見て，訓練の大切さを感じていました。これからも幼稚園と小学校が連携を取りあいながら，子どもたちの安全の確保に努めていきたいと思います。乾隆小学校の皆さん，どうもありがとうございました。

１月生まれの誕生会とランチパーティー

　今日は１月生まれのお誕生会でした。誕生児は，友達からのお祝いの言葉や歌のプレゼントに，少し照れくさそうに，そしてとても嬉しそうな笑顔を見せていました。先生からの出し物は『おおきなかぶ』の大型絵本です。幼稚園では今，園庭のプランターで育ててきたサトイモやコカブが大きく育ち，年長児がちょうど昨日に収穫したところだったので，自分の経験に重ね合わせながら，お話を楽しむことができたようです。
　そして，今年最初のランチパーティーでは，みんなでお雑煮をいただきました。甘くてほかほかのお雑煮を，何度もおかわりしたり，今朝採ったばかりのブロッコリーもあっという間にもりもり全部食べたりした子どもたちでした。みんなで食べると，ほんとうにおいしいね。

雪遊びの合間に‥

こんもり積もった雪の下には…大事に育ててきた小芋やカブが隠れています。すみれ組は明日のお雑煮パーティのために，雪をかき分けて収穫しました。大きな頭芋も，友達と力を合わせて掘り出しました。雪に洗われてよりみずみずしくなった冬野菜を入れた明日のお雑煮は，きっととってもおいしくなるでしょうね。

雪，雪，雪がいっぱい！

週末に降った雪で真っ白の園庭に，登園してすぐに子どもたちが飛び出していきます。ふわふわの雪に寝転がったり，友達や先生と雪合戦をしたり全力で雪と遊び始めました。あちこちにかわいい雪だるまも登場しています。じっくりと解ける雪を見つめたり，ジャングルジムのつららを集めたりする姿もありました。それぞれが思い思いに雪にかかわり，寒さを忘れて夢中で遊んでいました。雪の面白さ，不思議さを遊びながら感じたり試したりしていました。ふと，気づくともうお昼前…。ストーブでぐっしょり濡れた衣服や手袋を乾かしながら，あったかいお弁当を食べました。寒かったけどとっても楽しかったね。明日も雪があるといいね。みんなの雪だるまさん，待っててね。

こども展が開催されています。

今，京都市立幼稚園１６園の子どもたちの笑顔や笑い声，友達とのおしゃべり，わくわくどきどきしている息づかいなどが伝わってくる作品がたくさんこどもみらい館に集まっています。今日は雪の舞う寒い日になりましたが，こども展はいきいきした子どもたちの作品で心もあったかくなってきます。ご家族でもお出かけいただき，子どもたちと一緒にいろいろな感動に触れて楽しいひとときをお過ごしください。こども展は１６日までです。

乾隆幼稚園創立記念式（１２７周年）

　京都市立乾隆幼稚園は，今年の１月１４日に創立１２７周年を迎えます。今年は１４日が土曜日なので，今日，全園児が集まって創立記念式を開き，幼稚園の１２７回目のお誕生日をお祝いしました。
　園長先生と一緒に，数を数えながらケーキにロウソクを立てていきます。「１０〜２０〜まだまだやな」「９９…１００…え〜？まだ？」「１２６，１２７！やったぁ〜バンザ〜イ！」と，１２７歳の大きさを子どもたちなりに感じていました。
　また園長先生からは，どうして乾隆という名前になったのか，その由来についてもお話を聞きました。京都御所から見て十二支の戌亥（いぬい・乾）の方角にある幼稚園，そこが栄える（隆）ようにと，乾隆幼稚園という名前になったそうです。
　古くから地域に愛され守られてきた乾隆幼稚園。これからも，子どもたちが，乾隆幼稚園を自分の幼稚園として大切に思いながら，あたたかい時間を過ごしていける幼稚園でありたいと願っています。