最新更新日:2024/09/18 | |
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「幸運を呼ぶ」今週の言葉 最新号
才能や、センスがずば抜けてよい人が
一流だとは限りません。 社会のどの世界でも共通していることがあります。 夢をかなえるためには、 持って生まれたものや特別なことは重要ではありません。 大切なのは、 目の前のことにいかに素早く全力をつくせるか、 ではないでしょうか。 12月ということは・・・ 2
このような作品を見ているだけで、
気持ちが穏やかになってきます。 素晴らしい作品です。 12月ということは・・・
12月になりました。
かなり寒くなったものの、 以前に比べ、12月の気温が 高くなってきているように思われます。 さて校内では、12月を感じさせるものを 制作してくれています。 朝読書「いじめに向き合う」
「いじめに向き合う」
嘉楽中学校 校長 井上 浩史 12月1日(木)5限,全校生徒に対して行った人権講話を紹介します。 今から67年前の1948年に,国連の総会で「世界人権宣言」が採択されました。 そこで,採択された12月10日を「世界人権デー」としました。今日は,みなさんに「人権」についてしっかり向き合ってほしいと思います。 (写真提示) この写真を見たことがある人は手を挙げて下さい これは,8月25日,始業式の翌日に「いじめ」を苦にして列車に飛び込んで亡くなった青森県の中学2年の女子生徒の写真です。彼女が亡くなる10日前に市内のお祭りで撮影されたものです。 これは,彼女の遺書です。 (略) 最近もテレビや新聞などで,小学生,中学生,高校生が「いじめ」を苦にして亡くなったという報道があります。「いじめ」は,今も日本の学校のどこかで起こっています。 次に,イソップ童話「少年とカエル」を紹介します。 ある春の日,何人かの少年たちが池のそばで遊んでいました。そのうちに,少年たちは水の中に石を投げ込みだしたのです。池の中には,たくさんのカエルが住んでいました。カエルたちは, 少年たちをとてもこわがりました。と言うのは,少年たちが投げる石が,カエルの仲間を傷つけたからです。 とうとう年取ったカエルが,水面から頭をもたげて言いました。 「どうぞ,わたしたちに石を投げないでください!」 少年たちは答えました。「ぼくたちは,あそんでいるだけだよ」 それに対して,年取ったカエルは言いました。 「それは,わかっています。でも,どうぞ石を投げないでください,坊やたち。君たちにはあそびでも,私たちにとっては,死ぬかもしれない命の問題なのです。」 すると少年たちは,石を投げるのをやめて,どこかへ立ち去っていきました。 「いじめ」がどれほど重大なことかについては,『その生命又は身体に重大な危険を生じさせる おそれがあるものである。』と法律に書かれています。そして,法律で「いじめ」の定義がされて います。定義の中に,『インターネットを通じて行われるものを含む』とあります。ケータイやスマホ,パソコンで,悪口など相手が嫌がることを書き込むことも当然,「いじめ」になります。「いじめ」には様々な言葉や行動があります。「きもい」や「きしょい」など人に傷つく言葉を言ったり書いたり,暴力,仲間はずれ,無視,お金を盗ったり,危険なことを無理やりさせたり,物を隠したり,壊したりすることが「いじめ」になります。調査では,「冷やかしや悪口」「仲間はずれ・無視」「ぶつかられる・蹴られる」が多いです。また,「いじめ」の内容によっては,犯罪になります。無視は「脅迫罪」,サイトに悪口を書き込むと「名誉毀損罪」,殴る・蹴るは「暴行罪」お金を要求すると「恐喝罪」になります。 「いじめ」は,決して許されない「人権侵害」です! 「いじめ」が,どのようにして始まるかを考えましょう。 「遊び」と「いじめ」の違いを説明します。「遊び」には,きちんと約束があります。それは,「一定のルール」と「役割の交替」とです。例えば,「鬼ごっこ」をするときに,ジャンケンをして鬼を決めるとか,鬼から最初に見つかった人が次に鬼になるとかのルールがあり,同じ人ばかりがずっと鬼になることは基本的にありません。いわゆる参加した人たちが「一定のルール」のもと「役割の交替」があり,みんなが平等になるようにして過ごせるのが「遊び」です。ところが,「いじめ」には,「一定のルール」と「役割の交代」がなく,複数の人たちから何回も不利な状況に陥れられてしまいます。だから,平等に行われる「遊び」とは大違いなのです。最初は「遊び」から始まって, 途中で「いじめ」に変わることが大変多いです。遊びの仲間の中の人間関係の変化と共に,役割の交代がなくなる瞬間があり,それが「いじめ」に変わった瞬間と言えます。また「いじり」は「いじめ」の入り口です。このことを,しっかり意識して下さい。 実際にクラスや部活内で「いじめ」があると,どんな状況になるかを考えましょう。 「いじめる人」「いじめられる人」の周りに,それを「見ていてあおる人」がいます。 さらに,その周りに多くの「知らんふりしている人」がいます。ここで,知ってほしいことは,「いじめられている人」から見ると,「いじめる人」「見ていてあおる人」だけでなく,「知らんふりしている人」も黙って認めている存在となり,「いじめている人」と同じ立場になるということです。「いじめられている人」は,とても孤独な存在なのです。これまでに,いじめられた体験をした人は,よくわかると思います。 5年前に,滋賀県の大津市で「いじめ」を苦にして亡くなった中学生がいました。 そのあとで,周りの生徒にアンケートを取りました。その内容の一部を紹介します。 (略) 「知らんふりをしている人」が,いじめを止められなかったことに,すごく罪悪感を 持っていて,自分自身を責めていることがよくわかります。 【質問】 『どうすれば,「いじめ」のない, 言い換えれば,一人一人の人権が守られる学校生活を送れるでしょうか?』 そのヒントが,先ほどのアンケートの中にあります。 (略) 一人一人が「いじめる人」にならないことは言うまでもありません。しかし,それ以上にたくさんいる「知らんふりしている人」など周りの人たちが,自分が「いじめる人」になっていることを知って行動することが,「いじめ」を止めたり,なくしたりするために,とても大きな力になるということなのです。だから,周りの人たちから 『それって,「いじめ」ちゃう?』 『やめとけや!』 『やめとき!』 という声を出してほしいと思います。 そうすると,「いじめ」が起こっても,状況が変わっていきます。 たくさんの声があれば,嘉楽中学校では「いじめ」が防げます。 大きな声になれば,嘉楽中学校から「いじめ」がなくなります。 『今 必要なことは,生徒会本部が中心になって,"生徒が主役"の学校, 言い換えれば,一人一人の人権が守られる学校をつくること!』だと思います。 全校集会で・・・ケータイ安全教室2年生授業の様子いつもどおり、真剣にきいています。 今日から12月!今年もあと1カ月です。寒さに負けずにがんばろう。 1級ノートの紹介がありました!
講評では,1級生徒のノートが紹介されました。
司会は,新設の「学習協力委員会」が担当しました。 しっかりした口調でスムーズに進行できていました。 昨日の「あしあと検定」の様子
参観の先生や保護者の方が約100名おられました。
緊張の中で,「あしあと検定」が始まりました! |
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