収穫した里芋を「衣被り」に

１月１９日（月）晴れのち曇り
先週収穫した里芋は，お雑煮に入れていただきました。
でも，まだまだたくさん残ったので，
今日は，蒸し器で蒸してお弁当の時間にいただきました。
洗った里芋を皮がついたまま蒸し器で蒸したものは，
「キヌカブリ」と言うそうです。
漢字だと「衣被り」と書きます。
包丁で半分に切ったので，
皮がついたお芋をつまんで指に力を入れると
お芋だけつるんと飛び出します。
出来たてホカホカで
もちもち，ぬるぬるした食感のお芋を
いただきました。
苦手そうな子どももいましたが，
おいしいなあ…と，
お代わりをする子どももいました。

園庭にはまだまだ冬野菜が育っています。
次の出番は，
水菜かな，白菜かな，春菊かな，蕪かな・・・?

避難訓練・・・地震・火災

１月１７日（土）防災とボランティアの日
今から２０年前の１９９５（平成７）年１月１７日，阪神・淡路大震災が発生しました。多数のボランティアが救援のために被災地に駆けつけたことから，同年１２月に、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を目的に１月１７日を「防災とボランティアの日」と定められました。
乾隆幼稚園では，昨日，１月１６日に地震とそれに伴う火災を想定して，避難訓練を行いました。地震発生の放送を合図に，子どもたちは頭や身体を守れる場所に隠れる訓練をしました。その後，火災が発生したということで，防災頭巾をかぶって小学校の方へみんなで避難する訓練をしました。
一学期から避難訓練を重ねてきたので，年少組の子どもたちも無事に避難することができるようになっています。
最後に，もう一度みんなで遊戯室に集まって，防災の紙芝居を見ました。
テーブルの下や布団の下に身を隠すこと，トイレや浴室など家具が少ない部屋に避難するとよい場合があること，地震で割れたガラスを踏むと危険だから室内でも履けるように靴を用意しておくこと，「避難所」という場所があること等，真剣な表情で見ていました。
家庭でも，大地震の時など各家庭で実際にどんなふうにすればよいのか，話し合っていただきたいと思います。

大根抜き

１月１６日（金）晴れ時々曇り
今日は，みんなで，
大根の収穫をしました。
秋に種蒔きをして，
みんなで毎日水やりをしたり
虫を取ったり
間引きをしたりして
お世話をしてきた大根です。

太いの
細いの
長いの
ボールみたいなの
赤いのもありました。
すぐにスポッと抜けるものや
なかなか抜けないのもありました。
一人で３本くらい抜きました。

今日は，みんな，大根のお持ち帰り。
新鮮な大根，今晩,食べたかな?

お雑煮ランチパーティー

１月１５日（木）雨
朝からよく雨が降る一日でした。
いつもは園庭でする朝マラソンも
今日は，遊戯室でしました。

今日のランチパーティーは，
お雑煮でした。

おもちは，年末にみんなでついて冷凍保存しておいたもの。
大根は，園庭の畑で栽培し，今朝収穫したもの。
里芋は，園庭のコンテナで栽培していたものを昨日収穫しました。
それに，お店で買った金時人参。
それらを　カツオでだしを取った白みその味噌汁に入れたお雑煮でした。
食べる前に糸カツオをふわっとのせました。

おかずには，お正月のごちそうとして，
たたきごぼう，黒豆，ごまめ。
それに，刻んだ大根の葉っぱとだしを取った後のカツオを煎り付けたもの。

「おもちがおいしい」
「食べたことなかったけど，食べられた」
「味噌汁だけおかわりしていいですか?」
「小さい魚，カリカリしておいしい」
など，幼稚園のお雑煮をおいしくいただけたようです。
お代わりもたくさんしていました。

たくさん作ったので，お迎えの保護者の方にも
一口ずつでしたが，召し上がっていただきました。
掘り立ての新鮮な里芋はいかがでしたか?
子どもたちにも好評でしたよ。

乾隆幼稚園では，世界文化遺産に登録された「和食」にも
幼児期から関心が向けられるようにと取り組んでいます。

創立記念式と昔遊びの会

１月１４日（水）
　今日は，乾隆幼稚園の創立１２５周年目の記念日でした。乾隆の地域の女性会の方々にもお越しいただき，全園児が一緒に幼稚園の１２５回目の誕生日をお祝いしました。園長先生の用意した，昔の乾隆幼稚園の写真をスライドで見たり，地域の女性会の方からは，昔の乾隆幼稚園の懐かしいお話なども聞かせていただきました。
　その後は「昔遊びの会」で，地域の方々に一緒に遊んでいただきました。こま回し，折り紙，おはじき，お手玉，百人一首（お坊様めくり），だるま落とし，けん玉，羽つき，あやとり…。子どもたちにとっては初めて見たり触れたりするものもあり，逆に新鮮に感じることができたようです。一緒に遊ぶ中で，地域の方々と触れ合い語り合いながら，楽しく遊ぶことができました。
　楽しい時間は，あっと言う間に過ぎ，女性会の方々とのお別れの時間が近づいてきました。最後にみんなで“大好き，乾隆幼稚園”の歌を歌い，「今日はありがとう」「また幼稚園に遊びに来てね」と，地域の方々に笑顔でお礼を言いました。
　創立１２５周年の記念すべき日に，幼稚園の長い時間の流れに思いを寄せ，昔の子どもたちも親しんだであろうたくさんの遊びを経験できたことを嬉しく思います。日本に昔から伝わる伝統的な遊びを，今の子どもたちも伝承していけるように，明日からの保育の中でも楽しんでいきたいと思っています。

サトイモの収穫

１月１３日（火）くもり
夏前に種芋を植え付けたサトイモの収穫をしました。
お芋掘りです。

年長・すみれ組の子どもたちは，これまでに
ジャガイモやサツマイモの収穫をしたことはありましたが，
サトイモの収穫は，初めてでした。
実は，先生達も初めての経験でした。

サトイモのコンテナを囲んで，
はじめは，茎を引っ張ってみました。
けれども，びくともしませんでした。
もっと力を入れて引っ張ると，
茎がプチンと切れてしまいました。
尻もちをつきそうでした。

そこで，
茎の周りの土を手で掘ってみることにしました。
すると，
あれ!?何かあるみたい。
これがお芋かな?
と，土の中の茎の周りにかたまりを見つけました。
それでも，お芋を取り出すことができませんでした。

最後は，
シートの上に
サトイモのコンテナごとひっくり返しました。
そして，土を手で除けました。
土を除けると，たくさんの「小芋」が
ぎゅっとくっついてかたまりになっているのでした。
丈夫な根っこもたくさん出てきました。
子どもたちは，今度は，
親芋の周りにくっついている小芋を
割って取りました。
サトイモがたくさん収穫できました。

さあそれでは，収穫したサトイモを
煮物にしましょうか・・・，
お雑煮に入れましょうか・・・。

ところで，
ジャガイモは「ナス科」。
サツマイモは「ヒルガオ科」。
そして，
サトイモは「サトイモ科」。
いろいろな植物の「お芋」を
いただいているのですね。

夏頃のサトイモの様子はこちら（←クリック）をご覧ください。

朝マラソン

１月１３日（月）くもり
３連休の後，また朝から元気な子どもたちの声が
聞かれます。
朝の支度を済ませた子どもたちは
みんなで園庭に集まって，
まず，「ドングリ体操」で，体を動かします。
その後は，マラソン。
元気な音楽の流れる中，
細長い園庭を一方通行でぐるぐる走ります。
走り終わる頃には，体がホカホカになります。
寒さに負けないで，元気に朝マラソンを続けています。

凧，凧，揚げよ

３学期が始まりました。
寒い北風が吹く日も，
子どもたちは外でも元気に遊んでいます。

さて，年少・ちゅうりっぷ組の子どもたちが
色画用紙に何か，かいているようです。
どうやら，凧のようです。

年長・すみれ組の子どもたちは，
二人一組になって，
不織布の上に凧の型紙を置いて，
ずれないようにしっかり押さえながら，
型を写し取って，切り取っていました。
それに絵をかいて凧にするのです。
乾隆幼稚園では，各学年の発達段階に合わせて
凧をつくって遊びます。

凧揚げは，昔からある遊びです。
子どもたちの願いを凧に託して，
天まで届けるというような意味もあったそうです。
また，ある程度の強さの北西の季節風が
凧を揚げるのに適しています。
この季節ならではの遊びと言えるでしょう。
凧が受ける風の力，風向きや風の息遣いを
凧糸を通して手に感じたり，
風と駆け引きしたりすることもあるでしょう。
凧そのもののバランスも凧をよく揚げるための要素です。
どうしたらよく揚がるかなと，
考えたり，お友達の凧を見たり，
思いついたことを試したりすることもあるでしょう。
凧揚げ遊びにも，いろいろな要素を含んでいるわけです。

２０日には，自分の凧をもって，
鴨川の河川敷へ凧揚げ遠足に出かける予定です。

子ども展見学２

１月９日（金）
年中組・年長組の子どもたちは，
こどもみらい館へ
こども展の見学に出かけました。

会場では，子どもたちの作品だけでなく，
幼稚園での生活の様子を紹介する
写真やビデオなども見ることができます。
乾隆幼稚園は，子ども用の織り機も展示しています。

休日には，絵本の読み聞かせコーナーや
人形劇の公演もあります。

会期は，１２日月曜日の成人の日，午後５時までです。
ぜひ，こども展をご覧ください。

こども展見学１

１月９日（金）晴れ時々曇り
年中，年長組の子どもたちは
こどもみらい館で開催されている
「第５６回京都市立幼稚園こども展」の見学に出かけました。

自分たちの作品を探したり，
よその幼稚園のお友達の作品を見たり，
作品で遊べるコーナーで遊ばさしてもらったりしていました。

きれいだな，
おもしろそうだな，
あんなことやってみたいな・・・などと
たくさんの刺激を受けたようです。