たんぽぽ組の部屋で

　4月20日（金）
　今日は昨日とは変わって，肌寒い雨の天気でした。

でも，子ども達は，遊戯室で巧技台とはしごを組み立てたうんていで

遊んだり，大型積み木でお家をつくったりして遊びました。

そのうち「暑い！」と言って，1枚服を脱ぎ「のどかわいた！」とお茶を

もらいに行く程でした。

　保育室でも，音楽をかけると，年少の時に楽しんだ仲良し

遊びを友達を誘ってしたり，担任と一緒に楽しんだりしました。

　いっぱい体を動かしてそろそろおなかもすいてきました。

友達とのおしゃべりも楽しみながらお弁当を食べました。

新しいお友達も幼稚園に慣れて来て，一緒に楽しむ姿が見られます。

ガラガラうがい いい音が出るよ！

「牛乳をのもうか」と声をかけると，
「牛乳飲む前は，おしっこ行って，手洗いうがいや！」と，少しずつ生活の流れがわかってきた子どもたち。大好きな牛乳が飲めるので準備も頑張っています。

うがいの時，
「ガラガラ〜ガラガラ〜」
「ガラッ　ガラッ　ガラガラガラガラ〜」
うがいも子どもによってそれぞれリズムがあるように感じました。

「いい音が出てるね」と声をかけると，もっともっと張り切る子どもたち。
私も一緒にうがいをしました。
「さっきのどが痛かったけど，ガラガラしたらなおったよ」と言うと，
「バイキンマンがでていったんや〜」と言う子どももいました。
おしっこへ行って，綺麗に手洗いうがいをしてみんなで美味しい牛乳をいただきました。

ひかりの交信ができた！

　4月19日（木）

　お天気にも恵まれ，今日は遠足日和でした。

年中・年長に進級して初めてのお散歩遠足に船岡山へ行きました。

去年の秋にも行ったので，

「ドングリがあるかな？」

「まつぼっくりをひろったね」

「しいのみをひろってクッキーつくってもらったな」などなど，

話をしながら出かけました。

しばらく歩くと目の前に緑色の山が見えてきました。

目指す船岡山です。

「急な階段があるけど登れるか？」と

年長児の男の子が心配して聞いていました。

　山の上では幼稚園とひかりの交信をしました。

太陽の光を鏡に反射させて交信しました。

キラキラとダイヤ型に輝く光を見て

子ども達も大喜びでした。

　船岡山では岩を登ったり降りたり何度も挑戦しました。

そのうち，「こわい！」

と言っていた子どもも何往復もして楽しんでいました。

　帰りは「おなか減った」「お弁当持ってきたらよかったな」など

言いながら，帰ってきました。また行こうね！

こいのぼりさんと一緒に泳いだよ〜！

牛乳を「お魚さん（こいのぼり）と飲みたい！」と言う子どもたち。
みんなで屋上に行きました。
すると，園長先生がこいのぼりをもってきてくださいました。
「昨日こいのぼりさんと泳ぎたいな」と言っていたＡちゃんも，大喜びでこいのぼりをもって走り回っていました。
大きなお父さんは一人で持つと引きずって泳ぎません。Ａ君が持っていると，スッとＢちゃんが後ろのしっぽを持ってくれていました。友達と，前と後ろを持つとお腹がふくらみ，こいのぼりさんもとても気持ちよさそうに泳いでいました。

砂遊びだいすき〜

今日は，年長・年中組がお散歩遠足だったので，年少児だけの幼稚園でした。
今日もとてもよい天気で，ゆっくりと園庭で遊びました。
好きな遊びが見つかってきた子どもたち。今砂遊びが大好きです。

「先生！ここ座って！」
「お弁当できたよ」
「美味しそう〜！これは何かな？」
「海老フライ！！」
こんな会話をしていると，
側にいたＡ君が「僕海老フライ好き！僕も食べたい」と言出だしました。
そこでえびフライを二人で食べることにしました。
「お箸かフォークありますか？」と言うと，Ｂ君が「どうぞ」とＡ君の分も持ってきてくれました。
Ａ君は「よかったね，あったね。いっただきまーす！！」といって，友達がつくってくれたお弁当を美味しそうに食べていました。

入園して2週目，自分の好きな遊びを楽しみ，その中で，側に一緒に遊んでいる友達も意識しはじめている子どもたちです。

春って気持ちいいなぁと感じた一日でした。

桜の木の下で

桜が風に吹かれて散って，雪のように舞うときがあります。
「うわー雪や〜！」と子どもたちは叫びます。
今年の桜も綺麗だね〜！
今，子どもたちは桜の木の下で，桜御飯をつくったり，寝っ転がったり，春の自然を沢山感じながら遊んでいます。

石鹸水遊び

　4月18日（水）
　今日も良いお天気で，朝からキラキラ日差しが

眩しくなってきました。子ども達は元気に「おはよう！」

と言って，登園してきました。

　園庭にタライや水遊びの道具類を出しておくと，道具類のかごから

泡立て器を取り出して，タライの水をくるくる回し始めました。

そこに石鹸を入れて混ぜ始めると，ぷくぷく泡立ってきました。

「ちゅうりっぷ（組）のときは，黄色の魔法の粉があったよね」と，

担任が前もって削っておいた石鹸の黄色い粉のことを思い出していました。

今回は自分で石鹸をこすったり，スポンジを使ったりして泡を

つくっていました。

「アイスクリームですよ」

「わたあめですよ」と言ってお店屋さんを

して楽しんでいました。

店員さんが「先生，はい」と言って

泡の入った器を渡してくれたので，食べようとすると，

「本当に食べたらあかんで」と言って，心配していました。

最初は濡れるのを気にしていた服も，だんだん気にならなくなり

泡の感触を楽しんでいました。

「いらっしゃーい！」

4月17日
ちゅうりっぷ組の子どもたちは，今日はログハウスでゆっくりと遊びました。
ログハウスの中と外で，お店屋さんごっこが始まりました。
「やきそばくださーい」と注文すると，
「桜ごはんでーす」と落ちていた桜の花びらをかけた「やきそば」を出してくれました。

担任が「のどが渇きました〜，何か飲み物はありますか？」と聞くと，
「はいはい，マンゴーカルピスです」
「はい！ブドウジュースです」
「オレンジジュースもありますよ」
と次から次へと出てきました。
「こっちにもジュース屋さんありますよ」という呼びかけに
「何のジュースがありますか？」と聞くと，
「ブドウジュースと，オレンジジュースと，イチゴジュースと，ブドウジュースです」と，教えてくれました。
ブドウジュースが2回出てきたので，売れ筋なのかと思い，
「ブドウジュースくださーい」と言うと，
「ちょっと酸っぱいですよ〜」と言いながら出してくれました。

今日は，ちゅうりっぷ組の子どもたちみんながログハウスに集まって，夢中に遊んでいました。登園時こぼしていた涙もどこかへとんでいっていたね。

身体計測のお手伝い

　年少組の初めての身体計測に年長組の子どもたちがお手伝いに行きました。
小さいお友達の手を引いて，保健室に連れて行ってくれたり，洋服の着替えを手伝ったり，優しくかかわる姿が見られました。

　中には，身体計測を嫌がる年少組の子どもたちに「こっちにおいて」と声をかけている子どももいましたが，年少組の子どもは知らん顔。しかし，何度も優しく声をかける姿は立派なお兄さんお姉さんでした。

お姉さん優しいね。

お母さんと離れるのが淋しくて涙が出ていたＡちゃん。
すると，年長組のＢちゃんがやってきて，「せんせい　どうしはったん？」と声をかけてくれました。
「お母さんと離れるのが淋しくて涙が出たはるの」と答えると，
Ｂちゃんは「そっか〜」と納得した様子。
その時側にいた，Ｃ君が「お魚さん見に行きたい」と言いました。『お魚さん』というのは屋上に揚がっているこいのぼりのことです。
すると，Ａちゃんも「わたしも行きたい…」と言いました。側にいた何人かの子どもたちも「行きたい」と言ったので，「じゃあ，みんなで屋上行こうか〜」ということになりました。
年長組のＢちゃんは「私教えてあげる，はい，先に靴履きかえよっか」
と言って，年少組の子どもたちを屋上まで優しく誘導してくれました。

屋上に着くと，「気持ちいいな〜」と，声があがるほどのポカポカ良い天気でした。
でも，風がなくこいのぼりは元気がありませんでした。
子どもたちから「元気ないなぁ…」と残念そうな声がもれました。
すると，年長組のＢちゃんが「忍法〜風の術〜」と屋上を走り回りだしました。
年少組の子どもたちはその姿を，じっと見ていました。

年少児が泣いていると，スッと「どうしたの？だいじょうぶ？」と声をかけてくれる気持ちが嬉しく思いました。年少組の子どもたちも，年長児に優しくしてもらったことを，次自分たちが大きい組になった時に，いつか思い出してくれるのかなと思います。