京都市立学校・幼稚園
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7月学校説明会の様子を配信中!(「カテゴリ⇒中学生のみなさんへ」をクリック!)8/31(土)9/1(日)文化祭につきましては、台風接近に合わせて調整中です。確定次第、ホームページで発表します。

SWIM-1-

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○左の写真は舞台係の活躍。右は群読のリハーサルでの打ち合わせ


 探究科説明会のことも思い出しながら,先日の普通科説明会のことを書いていたら,文字数の単純合計が400字詰め原稿用紙で14枚分になりました。前半と後半に分け,今日と明日に載せることにします。説明会に向けて生徒がどう取り組んだか。一部ではありますが,教員とともに私も担当したオープニングの群読<SWIM>を通して見ることのできた生徒の姿を紹介したいと思います。
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 「校長室から」が20号になりました。折しも今日は20日。明日21日には21号を出します。こういう偶然は,なんとなくうれしくなります。
 堀川の新校舎が完成して,シックな制服の生徒たちを迎えたのが平成11年4月。1999年でした。「平成11(1999)年」と書くと,111999。うれしい重なりでした。
 うれしいことをもう少し。陸上部が近畿大会で,出場した4人全員の入賞を果たしました。科学の甲子園京都府予選に出たチームが1位となり,来年3月の全国大会に挑戦します。
 逆に残念だったのは,秋季大会1次戦で1敗した後,敗者復活戦で3連勝していた野球部が,昨日4対5で敗れたこと。「1点差を追う最終回,1アウト満塁と攻めましたが,強烈なセカンドライナーでダブルプレー。幕が閉じました」と監督からの連絡。本当に残念です。選手や監督やコーチは,支えてくださっている保護者の方は,私などの思いを超えて無念でしょう。しかし,本当に強いチームになってきています。この悔しさをエネルギーに転換して,次に向かってほしいと願っています。

 9月17日,前線と台風の影響で蒸し暑い土曜日の午後,普通科説明会を開催しました。降水確率は高かったのに,開会した午後2時までは雨が降りません。挨拶で,お帰りの際に降らないことを願うと言ったのがよくなかったのか,終了時には土砂降りになってしまいました。参加してくださった中学生や保護者の方はお困りになったと思います。申し訳ありません。
 8月30日に探究科説明会のことを書いた際,「普通の子」について触れましたが,今回も「普通の子」が,見えるところでも,見えないところでも活躍しました。

 オープニングの群読で言えば,7月12日の昼休みに2年生のリーダーたちが集まって打ち合わせをし,15日には全パートの2年生と1年生が集まるスタッフ会議の後半で,各パートに分かれてのミーティング。12人の演じ手と音響係・照明係に台本が渡され,配役の決定と流れの確認。夏休みをはさんで文化祭後に本格的な準備にかかり,前日の夜はもちろん,当日の午前中のみならず開演直前まで練習を続け,そして臨んだ本番でした。
 毎年そうですが,最初は声が小さく,言葉に込める気持ちも弱く,間の取り方も抑揚もさっぱりで,立ち姿や視線や表情にも力のこもらない,なんともしょぼしょぼとしたありさまです。それが,昨年経験した2年生の指導で,少しずつではあっても確かに変化していきます。今年も毎日放課後に練習が行われ,徐々に形ができあがり,当初とは見違えるようになりました。
 ただし,それはある種の高原状態。一定程度できあがっているのでスランプではありませんが,まだ何かが足りない状態。このとき生徒は,自分ができることは全部やっているような気持ちになっています。確かに一つの形はできています。だから,その状態を保てばよいと思うのは当然です。興味深いことに,この段階でさらに練習を繰り返すと,今まで覚えていたセリフを忘れたり,順番を間違ったり,声の張りが鈍ったりするようになります。そして,今度は元に戻す作業が始まります。練習を重ねていくうちに一度到達していたレベルに回復し,そのことによって完成したような安心感が生まれます。しかし,それは再び形が整ったというものでしかありません。まだ「抜けてはいない」状態です。

 前日午後からのリハーサルで,これまで繰り返していた音響・照明との調整も一応できるようになりました。観ていた生徒や教員からの評価もまずまずでしたが,まだ仕上がったとは言えません。ここまで来ると,指導している2年生や演じている1年生の問題ではなく,毎年演出している監督の責任が問われます。
 ある程度できあがった段階にいる生徒は,それを維持しようとして,できるようになったことを間違えずにやろうと考えます。順番を気にして,複数で声を出すところは他の生徒の出方を考えて,そのために自然な自分の表現ができないでいます。
 おかしな言い方かもしれませんが,考えているようではよいものになりません。失敗のないようにという守りの演技だからです。それではたとえきれいにできたとしても,心が人に届きません。
 失敗したっていい。届けようとする心を精いっぱい表現すればいい。最初の段階でこう思ったら上達することは困難ですが,ある程度できあがった段階では,こう思わなければさらなる高みはめざせません。ただし,本当に失敗するかも知れませんから,そこを突き抜けるような力が必要になります。その力を演じる生徒が出せるか。つまり,そうしたいと生徒が思うようになるか。それを演出者が引き出せるか,生徒の心に火をつけることができるか。どうするか。このままでもよいという思いと,まだよくなるはずだという思いが交錯します。

 そんな思いが強くなるのは年によって異なりますが,今回は本番当日の12時25分に最後の舞台リハーサルが終わったときでした。説明会は2時からですから,1時50分に舞台袖で出番を待つことになる生徒たちは,それまでの時間を昼食と休憩と最後の調整に使うことになっています。
 実は前日にも演出を変えていました。舞台に立つ12人の頭に中には,「最後」の指示で訂正された間とか抑揚とか声の大きさとかが染み込んでいるはずです。それをいまからまた変える。できるのか。
 普通に考えれば,当日の,しかも本番直前に演出を変えるのは無謀であるに違いありません。しかし,そうしてみたいと思うレベルにまで,2年生が指導し1年生が応えてきていました。そもそも,出演する予定だった3人の野球部員が,試合が雨で延期になって説明会と重なったため急きょ代役を立てて今日を迎えたのです。予定外のことが起こる中で,2年生と1年生が一緒になってここまでつくってきた群読でした。
 本当にどうするか。試行錯誤の行き着く先がわからないまま,次のリハーサルが始まった舞台を見ていました。

(明日の「SWIM−2−」に続きます)
                      20号(2011.09.20)……荒瀬克己

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 今日は木曜日ですので,「週刊火曜日」としては2日遅れのお届けとなります。いずれ紹介しますが,少々多忙にしていました。13日に予定どおりに出していたなら別の記事をご覧いただくはずでしたが,それは少し寝かせておくことにします。

 1年生普通科の探究の課題で壁新聞をつくっているそうです。そうです,というのはいかにも頼りない話で恐縮ですが,生徒から聞いて知りました。昨日,その取材を受けました。事前にもらった伸びやかな手書きの依頼状には,「夏休みはどこに行ったか」,「印象に残っていることは」,また,「なぜ教師になったのか」,「生きがいや誇りは」,「いちばん大切にしている言葉は」という質問事項が並んでいました。
 「どうぞよろしくお願いします」
 「こちらこそ」
 「ではまず,夏休みにどこへ行かれましたか?」
 8月11日から15日までの土日を含めた5日間,学校には行きませんでした。その間に行ったところと言えば,比叡山延暦寺。夕暮れ時の根本中堂には光の群れ。お堂に座って読経を聴きました。
 「そうそう,16日に近所のビルの屋上で大文字を見ました。鳥居以外は全部見えるんですよ。左大文字は相当角度がありますが。今年の送り火についてはいろいろと動きがあったでしょう。火が点くのを待つ間,少し緊張しました。ヘリコプターが高く遠く飛んでいて,そっちを見たら,大文字山と比叡山の間に薄暗い光があるのに気がついた。月かな,それにしても暗いなと思っていると,大の字の中心に火が上がって,しかしなかなか広がらなくて,いつもより文字の浮かび上がるのが遅いように感じて,ふっと視線を左に移したら,さっきの薄暗い光はやはり月でした。あまり時間は経っていないのに意外に昇っていて,黒い山並の上のぽっかりと開けた夜の空の闇に,漂うようにあります。それが,とても暗くて赤い月」
 生徒はこちらをじっと見たままで,右手のペンだけがノートの上を走っています。
 「それで17日なんやけど,名古屋・京都・大阪・神戸・堺,この五都市の高校の生徒指導の研究会が京都であって,私,そこに行ったんですね。記念講演があって,講師は高石ともや。知ってる?」
 知りませんでした。高校1年生ですから無理もありません。当時のフォークソングの隆盛について説明し,北山修や加藤和彦について話し,「あの素晴らしい愛をもう一度」をくちずさんだら,「あ,その歌,知っています」。
 当日のメモを取り出し,高石さんの話されたことを少し紹介しました。

 講師紹介が私の役目でした。「受験生ブルース」も「思い出の赤いヤッケ」も,とても懐かしいというような紹介をして座ったら,開口一番「下のお名前は何とおっしゃいますか?」と高石さん。
 「かつみ,です。己に克つ,と書きます」
 「どなたがお付けになりましたか?」
 「父だと聞いています」
 生まれた時は単に哺乳類だが,名前が付けられたときに人間になる。こんな人になってほしいという願いや愛情によって人間になる。下の名前は,だから大切。誰かに愛されないと人間にならない。少年審判のときに,初めてフルネームで名前を呼ばれた少年がいたということをエバタ先生がおっしゃった。それまでは,オイとかソコノとかオマエとしか呼ばれていなかった。鳥取県皆生であった日本初のトライアスロン大会で優勝したときに,みんないろいろと言ってくれたが,エバタレイコさんは「ただ元気だけなら,ただの生き物よ」と言って,「私の車椅子のプロになりなさい。他の事を考えていたら私は仕事にならないから,あなたが私の車椅子を押しなさい」。「いろんなことを犠牲にして私のところに来ると,あなたにはいいことがある」。それで,40歳から車椅子押しのプロになった。エバタさんの言葉をいくつも聞きました。「節目に友あり。曲がり角に師あり」。「待っていてくれる人がいるから,人は希望を持って生きられるのよ」……。
 エバタさんとは江幡玲子さん。1962年から20年間,警視庁心理鑑別技師。1982年に思春期問題研究所を設立。数々の相談や指導にあたり,執筆もされ,多くの人に慕われた人生を2004年に閉じる。
 3月の震災前に,高石さんは奥さんを亡くされ,そのあと何もする気にならず,じっとしておられたそうです。生徒指導研究会でお会いしたのは8月17日。
 「昨日が送り火だったので,私にとっては,今日からまた出発です」
 あっという間の90分でした。昼食をご一緒しました。
 「昨日,暗い,赤い月が出ていたのをご覧になりましたか?」
 「ああ,そうでしたね。見ました」

 思いを込めて名付けられた人たちが,あまりにも多く亡くなったこの半年。
 文化祭でも震災の被災地支援の募金活動をしていた生徒会執行部員が朝玄関に立って,今度は台風12号の被害を受けた奈良県や和歌山県に送る募金を集めています。

 五山の送り火も,赤い月も,見る人の目にどのように映ったことか。
 「私,月には気づきませんでした」
 生徒は残念そうに言いました。
 「君の名前はどなたがお付けになったの?」
 「おとうさん,あ,父です」

 9月11日,日曜日の夜の府立植物園で月の観賞会がありました。自然科学部の生徒がお手伝いしました。今年の中秋の名月は12日でした。1日前の月は,小望月(こもちづき)。幾望(きぼう)とも呼ばれます。
                          2011.09.15……荒瀬克己

学校説明会

 9月17日(土)に行いました普通科説明会に,430名あまりの方にご参加いただきました。在校生による学校生活や探究活動の紹介,パネルディスカッションなどに大きな拍手がおこりました。全体会後に個別相談や施設見学、探究公開ゼミなどを開催しました。アンケートにもたくさんの方にご協力いただきました。雨の中ご参加いただいたみなさま,ありがとうございます。


写真(普通科説明会の様子)
上:学校紹介 中:パネルディスカッション 下:探究公開ゼミ

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ありがとうございました

 文化祭二日目,たくさんの方に来ていただきました。
 現役生の保護者はもとより,卒業生も,卒業生の保護者のみなさんも。
 今春卒業した新生10期生が,卒業記念としてアトリウムにスピーカーを寄贈してくれました。今回の文化祭がそのお披露目。東ブリッジの下にかかるバック幕は,5期生からの贈り物です。舞台としての整備が進み,特に音響が格段によくなったアトリウム。
 そのアトリウムで3年生がパフォーマンスに燃えました。苦労した筋立て。凝った衣装や道具。入れ替わり立ち替わりの演技。最後はどのクラスも全員でダンス。狭い会場をいっぱいに使って踊る姿は若々しいエネルギーの爆発です。光る汗とまぶしい動き。そして迎えるフィナーレのはじけるような笑顔。来ていた卒業生の一人がつぶやきました。「ここまでくるのが大変やったなあ」。
 順風満帆という言葉とは程遠い2か月。さまざまなぶつかりや意気消沈や苦しさを乗り越えて本番を迎え,夢中で演じきる30分。その最後の場面で,生徒たちはどんな思いになるのでしょうか。
 他の日程はすべて終了して,3時30分から吹奏楽部のコンサート。60名の部員の演奏は圧巻です。アトリウムを囲む各階のブリッジや廊下も鈴なりの人だかり。演奏に合わせて始まるスウィング。引退する3年生一人ひとりの紹介が始まると,あちらこちらから声援。それに手を振って応える部員。
 もらったプログラムに3年生部員の言葉が書いてありました。
 「負けたら終わりでなく,やめたら終わり」
 「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」
 「できないことはない。やらないだけである」
 「一に努力,二に努力。不幸も何かの役に立つ!」
 ウォルト・ディズニーの言葉やヘレン・ケラーの言葉もありました。みんな思い思いの言葉を連ねています。
 「行きあたりばっちり」というのもありました。
 言葉で支える,やわらかいこころ。

 閉会式。生徒会長と文化部長のあいさつ。講評と各賞の発表。歓声が上がります。拍手が沸き起こります。そして恒例の「ありがとう」。
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 昨日の開会式で,台風は去ったけど空は晴れないと言ってたが,さっきはまぶしい日が射した。賞をとったクラスも残念だったクラスもあるが,文化祭はいよいよクライマックスだ。
 13期生いいか。12期生いいか。そして,11期生いいか。
 いっぱい「ありがとう」を言いたい。堀川文化祭「ありがとう2011」。今年も心をこめてよろしく。
 まず,今年は台風の影響で順延になりました。それだけでなくいろんな山あり谷あり。その中でさまざまに奮闘して開催にこぎつけてくれた生徒会執行部の諸君,本当に(とマイクを高々と上げると,アトリウムを震わせて)
 「ありがとう」

 いまも後片付けをしてくれている人がいる。野球部は長椅子を,陸上部はテントを用意してくれた。野球部は来週の秋季大会がんばってほしい。陸上部は近畿大会に4人出る。がんばってほしい。君たちの知らないところで文化祭を支えてくれたすべての人たちに
 「ありがとう」

 とりわけ,生徒部の先生たち
 「ありがとう」

 担任の先生や食堂のみなさんといった教職員編が続いて,次に。

 君たちの取り組みを黙って見守る教室,講堂,アリーナ,廊下,階段,トイレ,5期生が卒業記念品でくれたバックカーテン,10期生のスピーカー,このアトリウムに
 「ありがとう」

 BIG BOXに
 「ありがとう」

 「わいわいサロン」で文化祭を盛り上げてくださったPTAのお母さん,お父さん
 「ありがとう」

 なかなか声に出して言えないけど,家族に。いろいろ言いたいだろうけど見守ってくれて,昨日来てくれて,今日も来てくれて,おかあさん,おとうさん,家族のみんな
 「ありがとう」

 他校の友だちも来てくれた。近所の方も。君たちに知ってほしい。卒業生の保護者の方が,月曜日に堀川へ行こうというメールを回してくださった。そんなふうに堀川を支えてくださるすべての方へ
 「ありがとう」

 先輩
 「ありがとう」

 出演したすべての諸君に,舞台裏で汗だくで頑張ったすべての諸君に,クラスのみんなに。言い争いもしたけど,ハプニングもあったけど,つらいこともあったけど,優しくしてくれて,厳しく言ってくれて,一緒にいてくれて
 「ありがとう」

 13期生に,「ありがとう」。12期生に,「ありがとう」。続いて11期生に,と言ったときにハプニングが起きました。3年生たちが,学年主任の名を呼び出したのです。そして拍手。何度か呼ばれておずおずとアトリウム中央に登場した学年主任に,声を揃えて,
 「ありがとう」
 クラッカーが鳴りました。きらきら光りながら舞う七色のリボン。
 学年主任が3年生たちのいる1階を見つめ,2階を見上げ,
 「ありがとう」

 さあ続けよう。いま隣にいる友だちに
 いまここにいる自分に
 今日という日に
 明日が来ることに
 ありがとう
 仲間たちに
 ありがとう
 ありがとう
…………………

 生徒たちは最後に,いきものがかりの「ありがとう」を大合唱しました。1回で終わることなく2回歌いました。そのあと,We are the Horikawas! 私たちは堀川の仲間だ,という意味です。
 文化祭が終わりました。アトリウムで肩を組んで歌っていた3年生たちが,床に散らばるクラッカーのリボンを拾い集めていました。

 見えるものは,すべて見えないところで準備されている。また生徒たちから教わりました。
                          2011.09.06……荒瀬克己


写真左:9月6日,BIG BOXは青い空を背負って夏の終わりの夕日を受けていました。
写真中:文化祭が終わって日常に戻ったアトリウム。
写真右:アトリウムでフーコーの振り子だけが動いていました。


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文化祭2日目の様子 その1

写真:3年生のパフォーマンス
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文化祭2日目の様子 その2

写真:3年生のパフォーマンス
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文化祭2日目の様子 その3

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写真上:吹奏楽部コンサート 中・下:閉会式

文化祭初日の様子

写真 上:開会式  中:授業ダンス発表  下:茶道部 お茶席
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文化祭初日の様子 その2

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写真 上:お化け屋敷 中:邦楽部演奏会 下:模擬店

 明日5日は,3年生のパフォーマンスや,1・2年生・演劇部による演劇,吹奏楽部コンサートなど,4日に予定しておりました2日目のプログラムを実施いたします。詳しくはこちらをご覧ください。
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...
https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...


感嘆符 明日の月曜日に堀川へぜひ

 暴風警報が解除になって,1日ずらした形で文化祭が始まりました。
 文化部長が開会式のあいさつで,「文化祭ができただけでもよかった」。台風の被害と東日本大震災のことを思ったのでしょう。生徒会は,文化祭期間中も被災地への義捐金を受け付けています。
 卒業生たちが大勢帰ってきてくれています。
 「就職が決まりました」
 「おめでとう。しっかりと働いてください」
 「○○は大学院に行きますよ。今日は来られないんですが。来週会います」
 「そう。よろしく言っておいて」
 「先生,HP読んでいますよ」
 「ありがとう」
 「ぼくら,明日も来ますよ」
 「閉会式の<ありがとう>までいますよ」
 すぐには言葉が出ませんでした。
 卒業生の保護者の方たちが,「月曜日に堀川へ行こう」というメールを回してくださっているという話も聞きました。
 心から感謝します。
 11期生最後の文化祭。本人たちが言うように3年生だけの文化祭ではありませんが,一生に二度とない高校最後の舞台をぜひご覧いただければ,と思います。
                           2011.09.04……荒瀬克己

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行事予定
3/26 離任式(11:00〜)
3/31 PSTなし
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
E-mail: horikawa@edu.city.kyoto.jp