アルファベットの中には特徴的な図形的性質をもった文字があります。簡単に説明すると、“M”のように、二つに折ったときにぴったりと重なる図形を「線対称な図形」といいます。
また、アルファベットの“N”のように、一点を中心に180度回転させたときに元の図形とぴったり重なる図形を点対称な図形といいます。
【問題1】
京都市の市章(左図)、京都府の府章(右図)はそれぞれどんな図形ですか。
線対称な図形ですか?点対称な図形ですか?
【答え合せ】
市章は、たてに折り目を入れて二つに折るとぴったりと重なるので線対称な図形です。
府章は、たてに折っても横に折ってもぴったりと重なる図形で、また、ちょうど真ん中を中心に180度回転させても、元の図形と重なります。だから、線対称であり点対称な図形であることがわかります。
【宿題】
家の中にあるもので
1.線対称な図形
2.点対称な図形
3.線対称な図形でもあり、点対称な図形
を見つけてください。
点対称・線対称の詳しい説明については、1年生の教科書P.146,147を見ておいてください。