京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/28
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学校教育目標「将来の夢を実現するために,自らを磨き続けられる人間の育成」

論語に学ぶ(その39)

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 3年生の国語の単元「論語」について、各自で選んだ名言を
1 どんな人(効果的に響く相手)に伝えたいか。
2 その名言(書下し文)とは。
3 現代語訳
4 自分自身の解釈と、この名言をどういう思いで伝えたいか。
をまとめ、毎週水曜日と金曜日に掲示しています。

○3年3組 Kさん
1 何かをあきらめかけている人へ
2 “譬(たと)えば山を為(つく)るが如し。未だ一簀(いっき)を成さざるも、止むは吾が止むなり、譬えば地を平らかにするが如し。一簀を覆すと雖(いえど)も進むは吾が往くなり。”
3 現代語訳 「あることを成し遂げようということは、山を築くのに似ている。最後の一積を残したままだとしても、それは自分がそこで止めたということだけだ。また、地面を平らにするのも一緒だろう。要するに何かを成功させるには、すべて自分にかかっているということだ。」
4 つまり、「物事を最後まで行って成功するのもあと一歩であきらめてしまうのも、自分の意志による」ということであり、目標達成が大切だと孔子は説いている。よって「何かをあきらめかけている人」が、この言葉を見たら最後までやり遂げられるのではないかと考える。

※ この論語とよく似た言葉が、日本にもあります。
 それは、江戸時代後期の米沢藩主、上杉鷹山の言葉で「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」というものです。
 つまり、「何かを成し遂げようとする意志があれば、何事も達成することができる。達成できないのは、成し遂げようとする意志がないからだ。」ということです。
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