最新更新日:2024/06/18 | |
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3年生 道徳の時間「だれかがやらなければならないこと」それを作家の村上春樹氏は「雪かき」であると述べています。なぜなら、「雪かき」は、人々が仕事に行くときには、もうすでに終わっていてそのきれいに雪かきされた道を、みんな当たり前に歩いて出勤します。誰も見ていないし、誰からも賞賛されることはない、それでもなぜ「雪かき」をする人がいるのか、どんな思いで雪かきをするのか・・・ 皆で考え、「社会からの無言の賞賛とは?」それを「感じる感性とは?」について自分の生き方に照らし合わせて考えました。 感想を以下に紹介します。(多くの人が長文で書いてくれていましたので一部抜粋です。) 「誉められない、何ももらえない、それでも誰かがやってくれている、だから、今私たちの社会は回っているんだなと思い、その行動を受継ぎ、社会を見つめてみたいと思った。(する側として)」 「自分が生活できているということは、誰かが、動いてくれているということだと改めて思った。たしか山田孝之のCMで【世界は誰かが動いている】みたいなフレーズがあって、それを思い出した。日頃からいろんな人への感謝の気持ちを忘れないようにしたい。」 「たとえ「自分」がしたと気づかれなくても「誰か」がしてくれたことに気づくこと。何かが変わるということは誰かが変えたということです。だからこそ、「誰か」が分からなくてもその人への感謝を忘れてはいけないと思いました。そのことに気づいたとき、次は自分がみんなのために行動できたらいいなと思いました。」 「まわりで何かが起こっていたら、自分から直してあげる・助けてあげることは社会を回す手助けになるので自分から助ける」 「誰かがやるだろうと考えている人が多いけど、その誰かが自ら行動することで社会は成り立っているのが分かった。私も自分からみんなを支えられるような行動ができたらよいと思った。」 「自分が必要な人間であることを感じられるようになりたいと思った。」 「社会を支える人は社会で暮らしている人を支える人を支えていることができる人だと思う。もし、この社会を支える人がいなかれば、自分もこの社会で支えられないので、この社会には不安しか残らないと思う。だから、自分が支えてもらいたい助けてもらいたいと思うのならまず、自分が人を支えたり助けたりすることが大切だと思った。」 「仕事でも表に立って仕事をしている人は目立つし、言葉で賞賛してもらえるけど、その仕事は裏で働いている人(目立たない)がいるからこそできているということが分かりました。裏の仕事の人は賞賛はあまり受けないし、多くの人がそうあることが当たり前のように見向きも、気づきもしていない。けど「誰かがやらないといけないからする」という行動はとてもすごいと思うし、自分の日常の生活にはそれがあちこちにあることをわかって生きていくのとそうでないのでは、なにか大きく差がでるように感じました。」 |
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