京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/15
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学校教育目標「将来の夢を実現するために,自らを磨き続けられる人間の育成」

1年生 道徳の時間「山に来る資格がない」

昨日の道徳の時間の様子です。
教材は「山に来る資格がない」という読み物資料です。
標高2454mある妙高山。この妙高山に挑む登山合宿がある学校のお話しです。
妙高山を登るために前日2日間は野尻湖などで足慣らしの徒歩を皆で行い、いよいよ明日には妙高山に登る夜。同じ部屋になった5人は、体力にも自信があったことから先生に早く寝るように言われていたにも関わらず、夜更かしをしてトランプに興じます。
起床3時20分、出発4時。
5人は息切れも激しく苦しくなり頂上についたときには、眼科に広がる素晴らしい眺めも目に入らない。下山も何度もつまづいては転んだが、なんとかやり遂げたことに満足。
周りの女子にも「昨夜ほとんど寝ていないのに。すごい忍耐力」とほめられる。
でも他の班の班長に「ぼくは、そんなことはちっともえらいと思わない。彼らは山に来る資格がない」と言われる。

・・・この「山に来る資格がない」という発言と、無謀なことをすることと頑張ることの違いについて考え深めました。


感想を以下に紹介します。
●テストでは毎回無謀なことをしているので、テスト前までゲームをするのをやめ、しっかり勉強しようと思った。
●万全の状態で挑戦するほうが経験としては大きいし、得るものもたくさんあると思うので、準備をしっかりして挑む。(何事も)。
●無謀なことをしてしまうことが多いので、それが本当に今すべきことなのかを確認したりすることで変わると思うし、ただ頑張るのではなく、結果につながるよな頑張りになるようにしたいです。
●今までノー勉でテストをして、点数がよかったら喜んでいたけど、ノー勉で点数が良かったときとちゃんと勉強してよかったときではうれしさが違うと思った。だから、次のテストへはしっかり勉強したいです。
●明日山に登ることを知った上で夜更かしして、山を登り終えた後、すごくしんどかったっていうのは、自分のせいだと思いました。自分たちが、夜に遊んでいた→遊んでいるときは楽しいけど山を登り終えた後は気持ち的にもしんどかっただろうなと思いました。楽をして後からしんどい思いをするより先にしんどい思いをして後から達成感を味わうほうが良いと思えました。
●このお話を聞いて、ちょっとした事でも自分は無謀なことをしていたと思いました。例えば、お腹がいっぱいなのにまだ食べるとか、休憩をいれずにドラムの練習をするとか、思い返せば、小さい「無謀」をしていた思います。でももっと頑張れるのに、自分を甘やかして止めてた部分もありました。でも、そこは、もっと頑張って無理に身体に不可をかけず頑張りたいです。
●「無謀」と「頑張る」について考え、無謀なことはしないことが一番と思いました。そして、後先考えて行動するのはいつでも大切なことなのでこれからも大切にしていきたいです。
●何事も、「目的」を見失ってはいけないと感じました。よく自分は「楽しければいいや」となることが多くて、そこに目的はなくて、その場のことしか考えてないなと思いました。それが無謀ていうことやと思いました。今楽しくても、そのあと本当にそれが楽しかったのかと感じました。なんとなく楽しいで流されやすいので、気を付けたいです。
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