最新更新日:2024/09/26 | |
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平成26年度学校経営方針
学校経営方針
「嘉楽中学校の教育で大切にされること」 私たち嘉楽中の教職員は,本校生徒のために学校教育目標の具現化(達成)を目指します。そ のため以下を大切にした教育を行います。 嘉楽中学校の教育目標は 「将来の夢を実現するために,自らを磨き続けられる人間の育成」です。 そしてその学校教育目標を実現するために行う教育の重点推進項目として ○ 人を大切にし,あらゆる差別を許さない態度を育成する教育の推進 ○ 一人ひとりの生徒に対し,個に応じた能力の伸長をはかる教育の推進 ○ 集団の中で支え合い・磨き合い・高め合う生徒を育てる教育の推進 の3 項目の教育実践目標を掲げています。 この3 項目の内容は本校で大切にしている「人権尊重の学校づくり」を推進していくことを示しています。また京都市が掲げる「家庭や地域と連携して,一人ひとりの子どもが,お互いを尊重し,認め合い,支え合い,共に生きることの大切さを学ぶことを通じて,人権という普遍的文化の担い手をつくる」ことともつながります。そして本校では人権尊重の学校づくりをすすめるため『共生』の視点を大切にし、あらゆる教育活動を行っていきます。つまり子どもたちは仲間同士では学び合い,話し合い,相手の立場を尊重することを学びます。また社会の中ではさまざまな立場や条件を持つ人たちとのふれあいの中で,相手の立場を理解し,認め合い,共に生きることを学ぶのです。また、一人ひとりの学力の保障は生徒の将来の生き方を確実なものにしていき、一人ひとりの人権を大切にすることにつながります。そのため、学力向上に向けひとりひとりの学力実態を把握し、課題を明確にするとともに、基礎基本の定着と、生徒理解に基づいたきめ細かい指導ができる『少人数での授業』や『TT(チームティーチング)』などの指導法を工夫し,多様な授業形態を年間を通して進めていきます。もう一方では活用力や探求力を育てる『総合的な学習の時間』において,社会のさまざまな事象に対し多様なものの見方ができる力を育成します。次に、集団の中で支え合い、磨き合い、高め合う生徒の育成の視点から学級に対する指導を最重点とし、諸行事への取組みなどを通して共に協調して物事に取り組むことの大切さや達成感などをまなべるよう取り組みます。また、集団で生活していくためにはみんなが規範意識を高めていく必要があることを道徳の時間や他の教育活動を通して学んでいきます。さて、このような本校の教育は中学校の3 年間だけで完結するものではありません。子どもたちは地域に生まれ,育まれ,また地域から離れるときが来るかもしれませんが,小中の義務教育の9 年間というスパンで保護者や地域とともに子どもを育みます。これが小中連携・一貫教育であり、小中の段差を小さくし,学習や生活面での連続性を持たせることなのです。本校では特に構想図にもあるように『学び』、『人権』、『集団づくり』の3領域で義務教育の9 年間を貫き,連続性のある学校教育の内容づくりを進めます。 |
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