幼稚園日記

File  22 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 part1

公開日
2022/03/17
更新日
2022/03/17

熟成梅種

 幼稚園教育要領や保育指針,幼保連携型認定こども園教育・保育要領が改定され,未就学施設では小学校に学びや育ちをつなぐ,そして小学校の先生たちと連携していくための手がかりとして幼児期の終わりまでに育ってほしい姿が明記されました。それらは,「健康な心と体」,「自立心」,「協同性」,「道徳性や規範意識の芽生え」,「社会生活との関わり」,「思考力の芽生え」,「自然との関わり・生命尊重」,「数量や図形,標識や文字への関心・感覚」,「言葉による伝え合い」,「豊かな感性と表現」です。
 今,年長5歳児が幼稚園生活の終わりの時期を迎えています。その子どもたちの姿にこれらに関するものがみられます。いくつかをご紹介したいと思います。
 天気がよい日には,園庭で転がしドッチボールを楽しんでいます。2チーム(これは生活発表会で楽器遊びをしたグループ)に分かれ,まるい陣地の中に入るチーム,陣地の外から2つのボールを転がすチームに分かれています。ボールに当たれば陣地の外に出るというルールもわかり,逃げたり,陣地の中の友達の様子を見ながら勢いをつけてボールを転がしたりしています。「あー,当たった!」と残念そうに陣地から出ていく〇ちゃん。ボールが陣地の外に転がってきてさっと受けてすぐに転がし,陣地内の友達に当たれば「やったー」と喜ぶ△ちゃん。「あと3人や」「そうや,あと3人」と陣地内にいる人数を友達と確認しながら陣地の外からボールに当たるかどうか見ている□ちゃんと◇ちゃん。ルールが分かって,それを守り,友達と一緒にボール遊びを楽しむ様子から幼児期の終わりに育ってほしい姿を考えてみましょう。
 体を動かして遊ぶことを楽しむという「健康な心と体」,友達と一緒に遊びを楽しむ「協同性」,転がしドッチボールのルールを守るという「道徳性や規範意識の芽生え」,そして,どこにボールを転がそうか,どうすればボールに当たらないかを考える「思考力の芽生え」,人数を数えるという「数量や図形,標識や文字への関心」,友達と言葉を交わしながら遊びを進めていく「言葉による伝え合い」などが見られます。
 遊びの中で,さまざまな姿が見られ,子どもたちは遊びを通して総合的に学んでいることも伺うことができます。

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